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【鹿児島市】外壁材の選び方で家の寿命が変わる?「長持ちする外壁材」の種類
2025年09月03日(水)
鹿児島市で屋根塗装・外壁塗装、屋根葺き替え工事でお悩みの方は
みなさんこんにちは!事務の拵です!
「家を建てるなら、できるだけメンテナンスの手間がかからない外壁がいいな…」
「長持ちする外壁材って、どんなものがあるの?」
「塗り替えの回数を減らしたいんだけど、どれを選べばいい?」
お家の外壁材について、こんな風に考えている方はいませんか?外壁はお家の見た目を決めるだけでなく、「雨」「紫外線」「風」といった自然の脅威から建物を守るための大切な役割を担っています。
外壁材の寿命やメンテナンス方法を事前に知っておくことは、将来のメンテナンス費用を抑え、お家を長く安全に保つためにとても重要です。
今回のお役立ちコラムでは、長持ちする外壁材の種類と押さえておきたいメンテナンス&点検のことと家の寿命を延ばす!?外壁の点検&メンテナンスの重要性について詳しく解説します。
長持ちする外壁材の種類
様々な外壁材の種類がある中で「そもそも、どの外壁材が長持ちするのか?」が気になっている方は少なくないでしょう。7つの外壁材とメンテナンス時期についてご説明します。
・窯業系サイディング
・金属系サイディング
・木質系サイディング
・樹脂系サイディング
・モルタル
・ALCボード
・タイル
窯業系サイディング
メンテナンス時期 約7〜8年
金属系サイディング
メンテナンス時期 約10〜15年
木質系サイディング
メンテナンス時期 約10年
樹脂系サイディング
メンテナンス時期 約10〜20年
モルタル
メンテナンス時期 約8〜10年
ALCボード
メンテナンス時期 約10〜15年
タイル
メンテナンス時期 約20年
メンテナンスをせずに最も長く持つのは「タイル」です。タイルは経年による劣化や変質が起こりにくく、メンテナンスの手間があまりかからない外壁材と言われています。次いで、長持ちするのは「樹脂系サイディング」「金属サイディング」「ALCボード」と続きます。
定期的メンテナンスをすればどの外壁材を選んでも、上記のメンテナンス周期以上の年数、外壁材は長持ちするということです。とすると気になるのは、「メンテナンスをしたうえで、長持ちする外壁材はどれか・・・?」かもしれません。
しかしながらメンテナンスをしたうえで、どのくらいの耐久性を保持できるかはメンテナンスの頻度や内容、住まいの環境等の要因も大きく影響するため、残念ながら外壁材の種類だけで判断できるものではありません。
そこで「家の外壁を少しでも長持ちさせたい・・・」という場合は、上記の「外壁材別のメンテナンス周期の目安」や「各外壁材製品の耐久性等」を踏まえて外壁材を選ぶとともに、定期的なメンテナンスをすることを考えるのが賢明です。「外壁のキレイを長持ちさせたい・・・」という場合はできるだけ汚れが目立たない色を選ぶというのも一つの手です。
汚れが目立たない外壁色と言えば「グレー」です。その他「アイボリー」「薄いブラウン」「ベージュ」なども汚れが目立ちにくい外壁色です。逆に汚れが目立つ色は「白」「黒」になり、また赤系の色は色褪せが起こりやすい傾向にあります。そのため「白」「黒」「赤系」の色の外壁材を選んだ場合は、より高い頻度でメンテナンスが必要となるかもしれません。
外壁を長持ちさせるために!押さえておきたいメンテナンス&点検のこと
外壁材の種類にかかわらず外壁を少しでも長持ちさせるためには、「メンテナンス」「点検」をする必要があります。5つのポイントについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます
・外壁の劣化進行を抑える効果もある「掃除」
・外壁を長持ちさせたいなら「定期点検」は受けた方がいい
・外壁を長持ちさせるために「シーリング補修」は必須
・定期的に「塗り替え」をすれば外壁は長持ちする
・外壁の劣化が進んでいる場合は「重ね張り」「張り替え」を検討すべし
外壁の劣化進行を抑える効果もある「掃除」
外壁を長持ちさせるのに、定期的な掃除が有効です。「掃除・・・?」と意外に思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、掃除を”する”のと”しない”のでは外壁の持ちが変わってくるのです。そもそも多くの外壁には「塗装」が施してあり塗装が「防汚性」「遮熱性」「防水性」「防カビ性」(備わっている性能は外壁によって異なります)などの性能を発揮することで劣化の進行を抑えています。
しかしながら外壁が汚れる=塗装が汚れると十分にその性能を発揮できなくなるため、劣化が加速度的に進行してしまうのです。
そこで有効となるのが掃除です。定期的に掃除をして塗装の汚れを落とせば、塗装がその性能を発揮できる期間が長くなるためそれだけ劣化の進行が抑えられ、外壁は長持ちします。
また、定期的な外壁の掃除には、「汚れがこびりつく前に簡単に落とせる」「見た目にもキレイな外壁の状態を長く保つことができる」といったメリットもあります。
ちなみにお住まいの外壁汚れはご自身で掃除することも可能です。外壁を傷つけないように、洗車用などの柔らかいモップやブラシを使って掃除をするのがオススメです。近年家庭用の高圧洗浄機等も手に取りやすい価格で販売されているので、そういった機械を使っても良いでしょう。ただし、高所にのぼっての作業が必要な場合はプロに依頼しましょう。※はしごなどを使って作業をするのは大変危険なので絶対にやめてください。
外壁を長持ちさせたいなら「定期点検」は受けた方がいい
外壁を長持ちさせるためには、外壁の状態を定期的にプロに診てもらう「定期点検」を受けることも重要です。「わざわざ診てもらうなんて面倒・・・」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、受けられる定期点検があれば必ず受けましょう。なぜならば、外壁に何等かの劣化や不具合があっても自身では気づくのが難しいためです。自身では重大な不具合に気づかず放置してしまうと、場合によっては本来は持ったはずの期間すら持たず、早々に外壁を取り換えなければならなくなってしまうことも。
”本来は持ったはずの期間すら持たなかった・・・”といった事態にならないように、定期点検は積極的に受けるのが賢明です。新築の場合、ハウスメーカーなどが定期点検を実施してくれるケースが多いようです。もしくは、塗装工事等をしたことがあれば多くの塗装業者が定期点検を実施してくれるはずです。上記どちらにも該当しない場合は、新たに塗装業者等に「外壁の診断」を依頼するという手もあります。
新たに塗装業者等に診断を依頼した場合も、定期点検と同じようにプロが外壁の状態を診てくれます。診断だけなら無料で対応してくれる業者も少なくありません。
外壁を長持ちさせるために「シーリング補修」は必須
外壁を長持ちさせるためには外壁材と外壁材の間、サッシと窓ガラスの間などに使用されるシーリング(コーキング)の補修は必須です。※樹脂系サイディング、モルタルの外壁の場合、シーリングを使用していないためシーリングの補修は不要です。シーリングは外壁材よりも早々に劣化が進行します。シーリングが劣化すると劣化箇所から雨水が入り込み、外壁材の木部が腐食してしまうことがあります。
また劣化したシーリング箇所から浸入した雨水は、住まい内部に浸入してしまう可能性も。こうした事態を引き起こさないためには、シーリングに下記のような劣化症状が見られる場合に、早々に補修を検討することが重要です。「シーリング」の主な劣化症状が「ひび割れ」「破断」「剥離」などになります。
定期的に「塗り替え」をすれば外壁は長持ちする
外壁を長持ちさせるために、定期的な「塗り替え」は絶対に必要です。外壁は時間の経過とともにさまざまな劣化症状がみられるようになります。この劣化症状を放置すると、外壁材が早々にダメになってしまうだけでなく、場合によっては住まいの躯体まで劣化してしまうこともあります。そのため外壁に劣化症状が見られるようになったら、早々に塗り替えを検討しましょう。外壁材を補修し塗り替えをすることで、外壁材を長持ちさせることができます。具体的には、次のような「ひび割れ」「色あせ」「チョーキング」「剥がれ」「サビの発生」「カビ・苔・藻」などの劣化症状がみられるようになったら塗り替え時期です。
外壁を長持ちさせるためには定期的なメンテナンスは必須ですが、塗り替えの際耐久年数の長い塗料を選べば、劣化が生じにくくなるためメンテナンスの頻度を抑えることができます。建築塗料市場において80%のシェアを占める人気塗料はシリコン塗料です。「より長持ちする塗料を選びたい」という方は「フッ素塗料」「無機塗料」「光触媒塗料」などもオススメです。
外壁の劣化が進んでいる場合は「重ね張り」「張り替え」を検討すべし
外壁の劣化が進行してしまっている場合、既存の外壁をメンテナンスによって長持ちさせることはもはや不可能です。そのため「重ね張り」もしくは「張り替え」を選択することになります。具体的には、「雨水が外壁材の中に浸入してしまっている」「外壁に欠損や反り、割れなどが所々にある」「外壁材の使用年数が30年以上」などの場合、重ね張りもしくは張り替えを行います。「重ね張り」は既存の外壁の上に新しい外壁材を施工する工法で、「張り替え」既存の外壁を取り除き新しい外壁材を施工する工法になります。
家の寿命を延ばす!?外壁の点検&メンテナンスの重要性
外壁を長持ちさせるためには点検・メンテナンスが必要であることをお伝えしてまいりましたが、外壁の点検・メンテナンスは外壁だけでなく、住まいを長持ちさせることにもつながります。仮に外壁の点検・メンテナンスをしなければ、外壁の劣化は進み続けいずれは住まい内部に雨水の浸入を許すようになります。そして、住まい内部に入り込んだ雨水によって躯体が腐食するようなことになれば、住まいはあっという間に寿命を迎えてしまうでしょう。
住まいの躯体を守るためには、外壁の点検・メンテナンスをすることも重要なのです。
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安心して長く暮らすためには、外壁材の選び方と、適切なメンテナンスが何よりも大切です。「新築やリフォームで、どんな外壁材にすればいいか迷っている…」 「今ある外壁を、どうやって長持ちさせたらいいの?」と少しでも感じた方は、私たちスマイルハウス坂口工務店までお気軽にお問い合わせください。
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