鹿児島市で屋根塗装・外壁塗装、屋根葺き替え工事でお悩みの方は

スマイルハウス坂口工務店・プロタイムズ鹿児島中央店まで！

みなさんこんにちは！事務の拵です！

「家の基礎に髪の毛みたいな細いひび割れがあるけど、これって危険なの？」 

「鹿児島は地震が少ないけど、基礎のひび割れが耐震性に影響するって本当？」

 「ひび割れを放っておくと、シロアリや地盤沈下のリスクが高まるって聞いたけど…」

私たちスマイルハウス坂口工務店にも、鹿児島市にお住まいの多くのオーナー様から、基礎のひび割れに関する不安やご相談が寄せられます。

家全体を支える「基礎」にひび割れを見つけると、誰でも心配になりますよね。

実は、基礎のひび割れには「すぐに補修が必要な危険なひび割れ」と「経過観察で大丈夫な軽微なひび割れ」があります。この判断を間違ってしまうと、建物の耐久性や耐震性を損ない将来的に大きな修繕費用が発生するかもしれません。

今回のお役立ちコラムでは、基礎のひび割れを見つけたら冷静な判断をと基礎のひび割れが発生する6つの主な原因と放置厳禁！深刻なひび割れの4つのサインとひび割れを放置すると招く3つの深刻なリスクと基礎のひび割れを直す！プロが行う補修方法と塗装のメリットと基礎のひび割れを発見したらプロに相談すべき2つの理由について詳しく解説します。

基礎のひび割れを見つけたら冷静な判断を

住宅の基礎は、建物のすべての重さを支える最も重要な構造部分です。この基礎にひび割れ（クラック）が発生すると「地震で倒壊しないか」「家が傾かないか」と不安になるのは当然です。しかしひび割れのすべてが危険なわけではありません。まずは冷静にそのひび割れが「構造に影響を与えるものか」を判断することが大切です。判断基準が曖昧な場合は、自己判断せずにプロに相談するのが最も賢明な選択です。

基礎のひび割れが発生する6つの主な原因

基礎にひび割れが発生する原因は一つではありません。複数の要因が重なって発生することもあります。ひび割れが発生する６つの主な原因についてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。

・乾燥収縮

・気温変化

・不同沈下（ふどうちんか）

・地震

・施工不良

・コンクリートの中性化

乾燥収縮

基礎コンクリート内部の水分が蒸発し、基礎が収縮する際に発生する現象です。最も一般的なひび割れの原因で幅0.3㎜以下の縦方向の「ヘアークラック」として現れることが多く、直ちに構造に影響を与えることは少ないとされています。

気温変化

特に夏場に施工された基礎や急激な温度下降時にコンクリートが縮むことで、引っ張り合う力が限界を超えるとひび割れが発生します。

不同沈下（ふどうちんか）

地盤が弱い場所などで、家の重みに対して一部の地盤だけが沈下することで住宅が斜めに傾き基礎に大きな負担がかかりひび割れが発生します。これは深刻なひび割れにつながりやすく住宅の倒壊リスクもあるため、早急な対策が必要です。

地震

よほどの大型地震でない限り深刻なひび割れが発生することは少ないですが、地震後に大きなひび割れが発生した場合は、もともと基礎に何らかの問題があった可能性を疑うべきです。

施工不良

コンクリートのかぶり厚さ（鉄筋から表面までの厚さ）の不足や強度不足など、基礎工事に問題があった場合にひび割れが発生することがあります。

コンクリートの中性化

コンクリートは本来アルカリ性で内部の鉄筋をサビから守っていますが、雨や大気中の二酸化炭素に長期間さらされると中性化が進みます。中性化によって鉄筋の保護機能が失われ鉄筋がサビて膨張することで、外側からひび割れを発生させてしまいます。

放置厳禁！深刻なひび割れの4つのサイン

ひび割れの４つのサインについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。

・幅0.3㎜、深さ4㎜以上の「構造クラック（貫通クラック）」

・基礎の高さいっぱいまで伸びるひび割れ

・水平方向（横方向）や斜めに走るひび割れ

・同じ場所に複数の微細なひび割れ

幅0.3㎜、深さ4㎜以上の「構造クラック（貫通クラック）」

幅0.3㎜以上、深さ4㎜以上のひび割れは「構造クラック」と呼ばれ、基礎の強度に影響を及ぼす危険性が非常に高いです。ひび割れが表面だけでなく内部の鉄筋まで届いている（貫通している）可能性があり、雨水の浸入によって鉄筋のサビが急速に進行し、地盤沈下などのリスクが高まります。換気口の角など、基礎に負担がかかりやすい部分に発生しやすいです。ひび割れの幅は、「クラックスケール」という専用の道具を使うと正確に測れます。

基礎の高さいっぱいまで伸びるひび割れ

たとえ幅が小さなヘアークラックであっても基礎を上から下まで縦断して伸びているひび割れは、大きな力が基礎全体に加わった証拠です。早めに補修を検討することをおすすめします。

水平方向（横方向）や斜めに走るひび割れ

一般的な乾燥収縮によるひび割れは縦方向に発生しますが横方向や斜めに伸びるひび割れは、不同沈下や施工不良など大きな力が基礎に加わることで発生します。これは住宅の構造全体に何らかの問題を抱えている可能性を示唆するため、信頼できる業者に相談すべきサインです。

同じ場所に複数の微細なひび割れ

小さなひび割れ（ヘアークラック）であっても1m以内に3つ以上など、限られた範囲内にいくつも集中して発生している場合は、その部分の基礎の構造への影響が疑われます。プロによる診断を検討した方が賢明です。

ひび割れを放置すると招く3つの深刻なリスク

３つの深刻なリスクについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。

・鉄筋のサビと爆裂、コンクリートの中性化

・基礎強度の低下と地盤沈下・倒壊リスク

・雨染みの発生

鉄筋のサビと爆裂、コンクリートの中性化

ひび割れから雨水がコンクリート内部に浸入することで、鉄筋がサビてしまいます。鉄筋はサビると体積が膨張し外側のコンクリートを内側から押し出してさらに大きなひび割れや、コンクリートが剥がれ落ちる「爆裂（ばくれつ）」という現象を引き起こします。これが進行すると、基礎の強度が大きく低下します。

基礎強度の低下と地盤沈下・倒壊リスク

深刻な構造クラックを放置することで基礎の強度が低下すると住宅の重量を支えきれなくなり、地盤沈下が発生する可能性があります。最悪の場合、大型地震が発生した際に倒壊の危険性もあります。すでに住宅に傾きが発生している場合は一刻も早い対策が必要です。

雨染みの発生

ひび割れ周囲に雨染みやひどい場合は内部の鉄筋のサビ汁が流れているのを発見した場合、コンクリート内部に水が浸入している明確なサインです。コンクリート自体には防水性がほとんどないため水が内部に浸透し、基礎の強度に悪影響を及ぼすことが懸念されます。

基礎のひび割れを直す！プロが行う補修方法と塗装のメリット

基礎のひび割れ補修は、ひび割れを埋めてから、その上を塗装で仕上げるのが一般的です。補修方法とメリットについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。

・ひび割れ箇所の補修方法

・補修後の基礎塗装がもたらす2つのメリット

ひび割れ箇所の補修方法

【フィラーすり込み】

軽微なヘアークラックに、微弾性のフィラー（充填材）をすり込み、雨水の浸入を防ぎます。

【Uカットシーリング処理】

構造クラック（0.3mm以上）の場合、ひび割れ箇所をU字にカットして溝を作り専用プライマーを塗布した後、シーリング材を充填して防水性と弾力性を持たせます。

【エポキシ樹脂注入】

ひび割れ内部にまで樹脂を注入し、基礎の一体性を回復させ、強度を高める方法です。

補修後の基礎塗装がもたらす2つのメリット

【防水性の向上】

コンクリートそのものには防水性がありませんが基礎専用の塗料を塗ることで、雨水の浸入を防ぎコンクリートの中性化を遅らせる効果が期待できます。

【美観の回復】

補修跡が塗装で見えなくなり、基礎全体が新築時のようにキレイになります。

基礎のひび割れを発見したらプロに相談すべき2つの理由

基礎は家を支える重要な部分であり、素人判断や自己補修は非常に危険です。プロに相談すべき２つの理由についてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。

・原因の特定と最適な材料の選定には専門知識が必要

・無料診断で正確なリスクを把握できる

原因の特定と最適な材料の選定には専門知識が必要

「ひび割れ原因を正しく見極める」「原因に合わせて、必要な補修をする」「補修をするのに最適な材料を見定める」には、専門的な知識と経験が必要です。原因を見誤ると、補修後にすぐ再発したり家の耐震性にまで悪影響を及ぼしかねません。

無料診断で正確なリスクを把握できる

多くの業者は、基礎のひび割れ補修が必要かどうかの診断を無料で対応しています。プロに相談すれば「今すぐ補修すべきか、様子見で良いか」や「このまま放置した場合のリスク」についてプロの意見・見解を教えてもらえます。

 

屋根・外壁塗装をお考えの方はスマイルハウス坂口工務店にご相談ください！！

基礎のひび割れは、ご自宅の「健康状態」を示す大切なサインです。家を支える大切な基礎に不安を感じたら、すぐに私たちスマイルハウス坂口工務店にご相談ください。

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