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【鹿児島市】長持ちする外壁塗装の秘訣!ひび割れ補修から鉄部塗装まで、プロの「3回塗り」工程
2025年11月05日(水)

鹿児島市で屋根塗装・外壁塗装、屋根葺き替え工事でお悩みの方は
みなさんこんにちは!事務の拵です!
「家を建ててから約10年経っているけど、塗装した方が良いの? 」
「築10年前後が塗り替え時期って聞くけど、本当なの?」
「外壁塗装っていつするのがベストなの?」
などと気になっている方もいらっしゃると思います。
外壁塗装というと「家の色を変える、デザインを良くする工事」だと考えている方も多いのではないでしょうか?実は塗装にはデザイン性を高めることの他に、もっと重要な役割があるんです!塗装の時期を間違ってしまうとそれぞれの塗料の性能が十分に発揮されず、工事期間が長引いてしまう可能性があります。さらにその「重要な役割」が果たせなくなると、建物自体の寿命が縮んでしまうという最悪の事態に繋がりかねません。
今回のお役立ちコラムでは、外壁塗装の2つの重要な目的と【外壁塗装】再塗装工事の主役!劣化補修と3回塗りの工程と【鉄部塗装】ドアや手すりの錆(サビ)を防ぐための工程について詳しく解説します。
外壁塗装の2つの重要な目的
多くの方が「塗装=デザイン(美観)」だと考えがちですが、私たちが考える塗装の目的は2つあります。2つの目的についてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・デザイン(美観)の向上
・下地面の保護(機能性)
デザイン(美観)の向上
古い色あせた外壁を新築のように美しく蘇らせること。
下地面の保護(機能性)
コンクリートなどの下地材や鉄の劣化(錆)を防ぐこと。
特に「保護」は建物の耐久性に直結する最も重要な目的です。塗装の膜が建材の表面を覆うことで、「雨水」「紫外線」「酸素」などから建材を遮断し劣化の進行を食い止めているのです。
【外壁塗装】再塗装工事の主役!劣化補修と3回塗りの工程
外壁の再塗装は大規模修繕工事の主となる工事です。単に色を塗っているのではなく、劣化が発生している箇所をしっかりと補修してから塗っています。5つのポイントについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・劣化の主役は「ひび割れ(ヘアークラック)」
・塗装前の重要な下処理:高圧水洗浄
・ひび割れを埋める秘策:微弾性フィラーの役割
・長持ちの秘訣!下塗り1回、上塗り2回の3層構造
・【塗料の選び方】鹿児島市で妥当なシリコン系塗料
劣化の主役は「ひび割れ(ヘアークラック)」
古い色褪せた外壁面には、ひび割れ・爆裂・欠損・塗膜の浮きなど様々な劣化が発生しています。その中で最も発生数が多いのが「ひび割れ」です。ヘアークラックとは、幅が0.2㎜未満の、髪の毛のように細いひび割れのことを言います。外壁の再塗装では、こうした目には見えにくい小さいひび割れも全て補修の対象となります。
塗装前の重要な下処理:高圧水洗浄
塗装の前に、外壁は必ず高圧水洗浄で徹底的に洗い流されます。また汚れやホコリはもちろん剥がれかかった古い塗膜やカビ・苔を洗い流すことで、新しい塗料が外壁材にしっかりと密着するための下地を整えます。
ひび割れを埋める秘策:微弾性フィラーの役割
洗浄後、ひび割れ部分には「微弾性フィラー」という粘性を持った塗装材を塗り込みます。ひび割れ補修は、これにより小さいひび割れの間を埋めます。また微弾性フィラーは粘性があるので、建物の動きによってひび割れがわずかに動いたとしてもそれに追従してひび割れが開くのを防ぎ、コンクリート内部に雨水が入らないようにする防水効果を発揮します。
長持ちの秘訣!下塗り1回、上塗り2回の3層構造
ひび割れ補修(下地処理)が終わったら、いよいよ塗装です。外壁塗装は基本的に「下塗り1回、上塗り2回」の合計3回塗りが標準です。下塗り(1回目)は先ほどと同じ微弾性フィラーを全面に塗装します。これにより、コンクリート面をさらに保護するとともに上塗り材が剥がれないようにする接着剤の役割も果たします。また上塗り(2回目・3回目)は仕上げの塗料を2回塗り重ねます。規定の塗膜の厚さを確保し塗料が持つ本来の耐久性や防水性を最大限に発揮させるために、この2回塗りが必須です。
【塗料の選び方】鹿児島市で妥当なシリコン系塗料
上塗り材には、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系など様々な種類があります。シリコン系は、これらは耐久性(対候性)のグレードが上から2番目にあたります。妥当なグレードとして、シリコン系塗料は対候性と経済性のバランスが非常に優れているため、最も妥当な(コストパフォーマンスの高い)グレードとして私たちも採用することが多いです。
【鉄部塗装】ドアや手すりの錆(サビ)を防ぐための工程

次に塗装する箇所で多いのが「ドア」「手すり」「雨樋」などの鉄部です。鉄は劣化すると錆が発生するため、外壁と同様に徹底した保護が必要です。2つのポイントについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・錆止めに最も重要な「ケレン(錆落とし)」作業
・鉄部の保護を強化する下塗り材(エポキシ樹脂系)
錆止めに最も重要な「ケレン(錆落とし)」作業
鉄部塗装で最も大切なのが、錆をしっかりと落とす「ケレン」と呼ばれる下地処理です。錆の上から塗装しても、浮いた錆と一緒に塗装が剥がれ落ちてしまうからです。方法として、サンドペーパーなどで鉄部表面をこすって錆を落とす(3種ケレン)作業を行います。
鉄部の保護を強化する下塗り材(エポキシ樹脂系)
錆を落とした後の塗装も、下塗り1回、上塗り2回の合計3回塗りです。下塗り(錆止め)として、エポキシ樹脂系錆止塗料を使用します。エポキシ樹脂は、素地(鉄)の内部へ浸透し、脆弱な素地を補強する効果があるため、錆の再発を防ぐ強固な下地を作ります。
鉄部の錆は、鉄表面が露出することで酸素や水分と反応して発生します。そのため、下処理をしっかりとして鉄表面を全て隠すことが鉄部塗装の最大のポイントです。
屋根・外壁塗装をお考えの方はスマイルハウス坂口工務店にご相談ください!!

外壁塗装は単に色を塗り替えることではなく、ひび割れや錆といった劣化を食い止め、建物の土台である下地を雨水や紫外線から守る「保護工事」です。この保護機能が建物の寿命を大きく左右します。
スマイルハウス坂口工務店へのお問い合わせは、お問い合わせフォームからのご連絡、メール、電話でのご相談、またはショールームへのご来店をお待ちしております。
お気軽にご相談ください。私たちのサービスが皆様の期待に応え、満足していただけるよう全力でサポートいたします。
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