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【鹿児島市】屋根カバー工法ができない4つの条件と、コスト・耐震性を両立するメリット
2025年11月11日(火)

鹿児島市で屋根塗装・外壁塗装、屋根葺き替え工事でお悩みの方は
みなさんこんにちは!事務の拵です!
「家を建ててから約10年経っているけど、塗装した方が良いの? 」
「築10年前後が塗り替え時期って聞くけど、本当なの?」
「外壁塗装っていつするのがベストなの?」
などと気になっている方もいらっしゃると思います。
今回は特に、屋根のメンテナンス方法として費用対効果が高いと人気の「屋根カバー工法」について深く掘り下げて解説したいと思います。
塗装の時期を間違ってしまうとそれぞれの塗料の性能が十分に発揮されず、工事期間が長引いてしまう可能性があります。屋根のメンテナンス方法を間違ってしまうと、せっかく工事をしても雨漏りが再発すると家の寿命が縮むといったことにもなりかねません。
今回のお役立ちコラムでは、屋根カバー工法に関する4つの内容について詳しく解説します。
・屋根カバー工法とは?コストパフォーマンスの秘密
・屋根カバー工法ができない4つの理由
・屋根カバー工法の3つの大きなメリット
・屋根カバー工法の2つのデメリットと対処法
ぜひ最後までお読みください!
屋根カバー工法とは?コストパフォーマンスの秘密
屋根カバー工法とは、既存の屋根材の上に防水シート(ルーフィング)を敷き、その上から新しい屋根材を重ねて施工する工事のことを言います。既存の屋根材を全て撤去する「葺き替え」と違い、古い屋根をそのまま下地として活用します。また古い屋根材の撤去作業が必要なくその分の人件費や廃棄物処理費用が抑えられるため、コストパフォーマンスが非常に高い工事だと言えます。
屋根カバー工法ができない4つの理由
ご自宅の屋根が屋根カバー工法の対象になるかどうかは、4つの条件で判断されます。4つの理由についてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・下地の劣化が進行している場合
・耐震基準法の観点から(屋根の重量が増える)
・瓦屋根の場合
・屋根の傾斜が緩やかすぎたり急すぎる場合
下地の劣化が進行している場合
屋根の裏側にある野地板(下地材)の腐食や劣化がかなり進行している場合、新しい屋根を固定するための釘やビスを打ち込むことができません。無理にカバー工法を行っても、屋根材がしっかりと固定できず強風などで剥がれ落ちる危険性がありますので、下地の補修が必要なため葺き替え工法が推奨されます。
耐震基準法の観点から(屋根の重量が増える)
屋根カバー工法は既存の屋根に新しい屋根を重ねるため、屋根の総重量が必然的に増えてしまいます。特に古い家などはその増加した重量に耐えられる屋根の構造をしていない場合があります。耐震基準法上、重量オーバーで耐震性に問題が出ると判断された場合カバー工法にすることはできません。そのため、カバー工法には軽量な金属屋根材(スーパーガルテクトなど)を使用する対策が必要となります。
瓦屋根の場合
瓦屋根は元々耐久性に優れていますが、屋根カバー工法には適しません。不適の理由として、瓦は一枚一枚が重く瓦屋根の上から新しい屋根を重ねると、屋根の総重量が大幅に増加し耐震性の問題が深刻化するからです。推奨される方法として、瓦屋根のメンテナンスは葺き替え(軽量屋根材への交換)をオススメします。
屋根の傾斜が緩やかすぎたり急すぎる場合
屋根カバー工法は、工事が可能な屋根の傾斜(勾配)が決まっています。傾斜が緩やかすぎると、屋根と屋根の間に水が溜まりやすく雨仕舞い(水の処理)が難しくなるため、雨漏りに繋がってしまう恐れがあります。また急すぎる場合、職人の安全確保の観点からも急すぎる屋根には適さない場合があります。
屋根カバー工法の3つの大きなメリット

ご自宅の屋根がカバー工法の対象となる場合、大きな3つのメリットがあります。3つのメリットについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・コストパフォーマンス(撤去費・人件費の削減)
・機能性の向上(断熱・遮音)
・メンテナンス頻度の削減
コストパフォーマンス(撤去費・人件費の削減)
古い屋根材の撤去・処分費用が不要なため、葺き替え工法と比べて工事費用を抑えることができます。
機能性の向上(断熱・遮音)
既存の屋根材と新しい屋根材による「二層構造」になるため、通常の屋根より熱が通りにくくなり断熱効果が向上します。さらに遮音性能が優れた金属屋根材(スーパーガルテクトなど)を選ぶことで、雨音を軽減する効果も期待できます。
メンテナンス頻度の削減
屋根カバー工法で使用されることが多い高耐久の金属屋根材は、耐用年数が30年持つものもあります。外壁の塗装が10年前後と言われているのに対し屋根カバー工法は長く持つため、将来的なメンテナンス回数を少なくすることができトータル費用を抑えることが可能です。
屋根カバー工法の2つのデメリットと対処法
メリットの多いカバー工法ですが、注意すべきデメリットもあります。2つのデメリットについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・施工技能による不具合のリスク
・太陽光パネルの設置問題
施工技能による不具合のリスク
屋根カバー工法は、既存の屋根の状態を正確に見極め水の流れを考慮して施工する必要があるため、施工が非常に難しく職人の腕や技術によって仕上がりが大きく左右されます。
万が一腕のない職人が施工した場合、後々雨漏りなどの不具合が生じてしまう可能性があります。対処法として施工事例や実績をしっかりと確認し、信頼できる業者を選ぶことが重要です。私たちスマイルハウス坂口工務店には高い技能を持つ職人が在籍しており、丁寧な施工をお約束します。
太陽光パネルの設置問題
太陽光パネルは屋根にアンカーで固定をしますが、屋根カバー工法のように二重屋根になっているとアンカーが抜けやすく最悪の場合、太陽光パネルが落ちてしまうリスクがあります。
対処法として、太陽光パネルの設置を検討しているまたは既に設置している場合は、必ず事前に業者へ相談しパネルの脱着や再固定の方法を確認してもらう必要があります。
屋根・外壁塗装をお考えの方はスマイルハウス坂口工務店にご相談ください!!

屋根カバー工法は、コストを抑えながら「断熱性」「耐久性」「耐震性」まで向上させられる非常に魅力的なメンテナンス方法です。
しかし「下地の状態」「家の構造」「屋根の傾斜」といった4つの条件をクリアしなければ施工できません。素人の方には判断が難しいため、まずは専門業者による正確な診断を受けることを強くオススメします。
私たちスマイルハウス坂口工務店は、鹿児島市で数多くの屋根工事を手がけてきた実績とカバー工法に必要な高い施工技能を持っています。
スマイルハウス坂口工務店へのお問い合わせは、お問い合わせフォームからのご連絡、メール、電話でのご相談、またはショールームへのご来店をお待ちしております。
お気軽にご相談ください。私たちのサービスが皆様の期待に応え、満足していただけるよう全力でサポートいたします。
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