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【鹿児島市】屋根の瓦の種類と劣化サインを徹底解説!「塗装・カバー工法・葺き替え」最適な修理方法を見極めるポイント
2025年11月19日(水)

鹿児島市で屋根塗装・外壁塗装、屋根葺き替え工事でお悩みの方は
みなさんこんにちは!事務の拵です!
「家を建ててから約10年経っているけど、塗装した方が良いの?」
「築10年前後が塗り替え時期って聞くけど、本当なの?」
「外壁塗装っていつするのがベストなの?」
などと気になっている方もいらっしゃると思いますが、外壁と同じくらいいや外壁以上に大切なのが「屋根」のメンテナンスです!
塗装の時期を間違ってしまうとそれぞれの塗料の性能が十分に発揮されず、工事期間が長引いてしまう可能性があります。屋根の修理も同様で修理のタイミングや工法を間違えると、余計な費用がかかったり、雨漏りが再発したりするリスクがあります。
特に鹿児島は強い台風や火山灰の影響を受けやすく、屋根材の種類によって適切なメンテナンス方法が大きく異なります。
今回のお役立ちコラムでは、屋根のメンテナンスがなぜ大切なのかとお住まいの屋根はどのタイプ?5つの屋根材と劣化症状と屋根修理の前に!危険な自己点検は絶対に避けてくださいと屋根修理の4つの方法と選び方について詳しく解説します。
屋根のメンテナンスがなぜ大切なのか
屋根は、「紫外線」「雨風」「熱」といった自然環境から家全体を守る「最後の砦」です。屋根の防水性が切れてしまうと雨水が建物内部に浸入し、構造材(野地板など)の腐食や雨漏りを引き起こし家の寿命を大きく縮めてしまいます。
またご自宅の屋根材が持つ特性と、それに合わせた適切なメンテナンス時期を知ることが、家の長寿命化と将来的な修理費用の削減に繋がります。
お住まいの屋根はどのタイプ?5つの屋根材と劣化症状
5つの屋根材と劣化症状についてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・スレート瓦
・和瓦
・セメント瓦、モニエル瓦
・金属屋根
・アスファルトシングル
スレート瓦
スレート瓦は、軽量だが防水性が重要で耐久年数10年になります。厚さ4.5mmで、セメントが主成分。軽量なため、地震対策に有利を特徴としておりセメント自体に防水性がないため、表面の塗装が命なのが注意点になります。また主な劣化症状として、「苔・藻の発生」「塗膜剝離」「ひび割れ」「反り」などがあります。
和瓦
和瓦は、高級感と耐久性で耐久年数20~30年になります。高級感のある色つやがあり、断熱性・通気性が高い日本の伝統的な瓦で耐久年数が長い事が特徴です。また主な劣化症状として、「ひび割れ」「欠け」「ズレ」「抜け落ち」などがあります。
セメント瓦、モニエル瓦
セメント瓦・モニエル瓦は、重厚で台風に強いが定期的な塗装が必須で耐久年数10~15年になります。特徴として、スレート瓦より厚みがあり遮音性・断熱性能が高いです。重いので台風や強風で飛ばされにくいですが、本体に防水性がないため塗装が必要です。また主な劣化症状として、「苔・藻の発生」「変退色」「ひび割れ」「塗膜の剥がれ」などがあります。
金属屋根
金属屋根は、最も軽いがサビと遮音性に注意で耐久年数10~20年になります。ガルバリウム鋼板などが主流で、屋根材の中で最も軽いため耐震性に優れている事が特徴で、注意点として、断熱性は期待できず薄いと雨音などの遮音性が低くなる傾向があります。また主な劣化症状として、「サビの発生」「めくれ」「穴あき」などがあり、耐久性を延ばすための定期的な塗装が必要です。
アスファルトシングル
アスファルトシングルは、軽量で防水性が高いが剥がれやすく耐久年数15~20年になります。重さは一般的な瓦の約5分の1で耐震性に優れ、高い防水性・耐久性が特徴で施工時に接着剤を使用しているため、経年で剥がれやすいという弱点があります。また主な劣化症状として「剥がれ」「めくれ」「破れ」などがあります。
屋根修理の前に!危険な自己点検は絶対に避けてください
ご自宅の屋根の症状をご自身で確認したくなるお気持ちは分かりますが、屋根の上は非常に危険です。2つのリスクについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・瓦が割れるリスク
・転落・滑落のリスク
瓦が割れるリスク
劣化により瓦が割れやすくなっている場合があり、踏むと瓦が割れてそこから雨漏りが発生してしまう可能性があります。
転落・滑落のリスク
専門業者でも安全靴やヘルメットを着用して対策をしますが、一般の方が屋根にのぼることは転落事故につながりかねません。特に苔や藻、雨や霜で屋根が滑りやすくなっている場合もあり大変危険です。
劣化症状の確認は必ず専門業者に依頼するようにしてください。 スマイルハウス坂口工務店では、ドローンなどを用いて安全に屋根の診断を行っています。
屋根修理の4つの方法と選び方

屋根の劣化状態に応じて、適切な修理方法は異なります。4つの方法についてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・部分修理(応急処置)
・塗装工事(耐久性アップ)
・カバー工法(重ね葺き工事)
・葺き替え工事(全体リニューアル)
部分修理(応急処置)
部分修理は、一部のひび割れ、欠けといった箇所を部分的に修理する方法の事です。適用する症状としては、衝撃による一部の破損など軽微な劣化で、注意点として屋根全体の耐久性を伸ばす工事ではないため、一時的な応急処置として考えましょう。
塗装工事(耐久性アップ)
塗装工事は、既存の屋根材に塗料を塗り替える方法の事です。適用する症状としては、「色あせ」「カビ」「苔の発生」一部の「軽微なひび割れ」など、傷みがひどくなる前の定期的なメンテナンスが必要になります。またメリットとして、塗料によっては断熱や遮熱といった機能を持たせることができ、比較的安価に耐久性を回復できます。
カバー工法(重ね葺き工事)
カバー工法は、既存の屋根材を撤去せずその上に新しい屋根材をかぶせる方法の事です。適用する症状としては、屋根材の劣化が全体に進行しているが屋根材の下の「野地板」の傷みが少ない場合になります。またメリットとして廃材が出ないため環境にやさしく、葺き替えより費用を抑えられます。屋根が二重になるため、断熱性・遮音性も向上します。
葺き替え工事(全体リニューアル)
葺き替え工事は、既存の傷んだ屋根材とその下の防水シートや野地板の一部を全て取り外し、新しい屋根に交換する方法の事です。適用する症状としては、雨漏りが発生しており野地板の傷みや腐食が進んでしまった、最も重度な劣化になります。またメリットとして屋根全体を新しくできるため、根本的な耐久性が回復します。軽量な金属屋根に取り替えることで減震効果も期待でき、費用は高くなりますが、最も長寿命な修理方法です。
特に鹿児島市は、屋根の劣化が早まりやすい地域です。
屋根・外壁塗装をお考えの方はスマイルハウス坂口工務店にご相談ください!!

ご自宅の屋根材が何であるか、そしてどの程度劣化しているかによって最適な修理方法は大きく異なります。誤った修理方法を選んでしまうとせっかく工事をしても数年でまた問題が発生し、二重の費用がかかりかねません。
私たちスマイルハウス坂口工務店は、専門知識を持つスタッフが安全にそして正確に屋根の状態を診断し、お客様のご自宅の状況とライフプランに合わせた最適な修理方法をご提案します。
スマイルハウス坂口工務店へのお問い合わせは、お問い合わせフォームからのご連絡、メール、電話でのご相談、またはショールームへのご来店をお待ちしております。
お気軽にご相談ください。私たちのサービスが皆様の期待に応え、満足していただけるよう全力でサポートいたします。
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