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【鹿児島市】屋根塗装トラブル!「雨漏り」「剥がれ」の原因は〇〇!スレート瓦・コンクリート瓦の正しい施工方法と優良業者の見分け方
2025年11月21日(金)

鹿児島市で屋根塗装・外壁塗装、屋根葺き替え工事でお悩みの方は
みなさんこんにちは!事務の拵です!
「家を建ててから約10年経っているけど、塗装した方が良いの? 」
「築10年前後が塗り替え時期って聞くけど、本当なの?」
「外壁塗装っていつするのがベストなの?」
などと気になっている方もいらっしゃると思いますが、今回は特に「屋根塗装」について知っておくべきトラブルの原因と回避策を詳しく解説します。
塗装の時期を間違ってしまうとそれぞれの塗料の性能が十分に発揮されず、工事期間が長引いてしまう可能性があります。さらに恐ろしいのが「屋根塗装をしたのに、逆に雨漏りするようになった」というトラブルです。
外壁塗装で評判が良い業者でも、屋根塗装になるとトラブルを起こしてしまうケースが後を絶ちません。なぜなら、屋根塗装には外壁塗装とは全く違う特殊な知識が必要だからです!
今回のお役立ちコラムでは、外壁塗装と屋根塗装は別物!トラブルが屋根に集中する理由とトラブルの原因はこれ!2つの屋根材に潜む施工不良と屋根塗装の正しい施工方法と優良業者のチェックポイントと見落とし厳禁!屋根の付帯部品(棟板金)のチェックと屋根塗装の本来の目的:「美観」と「防水性」の回復について詳しく解説します。
外壁塗装と屋根塗装は別物!トラブルが屋根に集中する理由
屋根塗装の依頼先は、外壁塗装と同じ業者に頼むのが一般的です。しかし、評判の良い業者に頼んだにもかかわらず「屋根塗装後に雨漏りするようになった」「すぐに塗装が剥がれてしまった」というトラブルは後を絶ちません。
なぜなら屋根塗装には、外壁塗装では必要のない「特殊な知識」が求められるからです。特にトラブルになるのは、以下の2種類の屋根材です。
・スレート屋根の塗装(カラーベスト・コロニアル)
・コンクリート瓦屋根の塗装(セメント瓦・モニエル瓦)
これらの屋根塗装に適した施工を行わないと、優良業者でもトラブルを起こしてしまうのです。これから屋根塗装をお考えの方は、この特殊なケースを知っておくことでトラブルを未然に防げます。
トラブルの原因はこれ!2つの屋根材に潜む施工不良

屋根材に潜む2つの施工不良についてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・スレート屋根の罠:「縁切り」をしないと雨漏りする
・コンクリート瓦屋根の罠:「スラリー層」の処理を間違うと剥がれる
スレート屋根の罠:「縁切り」をしないと雨漏りする
スレート屋根の罠:「縁切り」をしないと雨漏りする3つの理由をそれぞれご説明します。
構造の秘密
スレート屋根は、屋根材を重ねて葺いていますが屋根材の重なり部分に僅かな隙間があり、ここから屋根材の下に入った水分や湿気を排出する仕組みになっています。この隙間は排水のために非常に重要です。
塗装の弊害
塗装をする際この重なり部分に塗料が溜まり、隙間が塞がれてしまうと排水ができなくなり、水が建物内へ逆流(毛細管現象)し、雨漏りの原因となります。
必須の工程
この隙間を確保する作業を「縁切り(えんきり)」と呼びます。昔はヘラで塗膜に切れ目を入れていましたが、現在では「タスペーサー」という樹脂の製品を挿入するのが一般的です。施工不良を起こした業者は、この「縁切り」の知識を持っていません。
コンクリート瓦屋根の罠:「スラリー層」の処理を間違うと剥がれる
「スラリー層」の処理を間違うと剥がれる3つのポイントをそれぞれご説明します。
塗装が必要な瓦
粘土瓦(いぶし瓦など)は塗装の必要がありませんが、セメントやコンクリートを主原料とした瓦(セメント瓦、乾式洋瓦、モニエル瓦)は、塗装による定期的なメンテナンスが必要です。
下塗り材の失敗
セメント瓦とコンクリート瓦は見た目が非常に似ていますが、コンクリート瓦の表面には「スラリー層」と呼ばれるセメントと顔料を混ぜた層があり、これが経年で弱く剥がれ落ちてしまいます。
トラブル
このスラリー層を適切に処理せず塗装すると、スラリー層ごと塗膜が剥がれてきてしまうのです。業者によっては塗装を断るほど難易度が高く、正しい下塗り材(スラリー層を強化するシーラーやプライマー)の選択が必須となります。
屋根塗装の正しい施工方法と優良業者のチェックポイント
屋根塗装の正しい施工方法と優良業者の2つのチェックポイントについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・スレート屋根で必須の「タスペーサー」とは?
・コンクリート瓦の「見分け方」と適切な下塗り材
スレート屋根で必須の「タスペーサー」とは?
「縁切りを知らない」「タスペーサーを正しく使っていない」業者が、残念ながらまだ存在します。タスペーサーの正しいタイミングとして、タスペーサーを重なり部分に挿入するのは、下塗りが十分乾燥した後です。その後適切な厚さで中塗り、上塗りと仕上げていきます。また見積書に「縁切り費用」「タスペーサー挿入」と明記されているか、そして作業工程の中で「下塗りと中塗りの間にタスペーサーを入れる」ことを説明できるかを確認しましょう。
コンクリート瓦の「見分け方」と適切な下塗り材
唯一の見分け方として瓦の小口(端の断面の部分)を見ることです。断面が滑らかならばセメント瓦、荒く凸凹しているならコンクリート瓦(モニエル瓦)である可能性が高いです。また優良業者の見分け方として塗装前に、瓦の種類を正確に判断し、コンクリート瓦の場合は「スラリー層除去」または「スラリー層強化シーラーの使用」を提案できるかを確認しましょう。
見落とし厳禁!屋根の付帯部品(棟板金)のチェック
屋根塗装は、屋根全体を健全な状態に戻す良い機会でなければなりません。2つのチェックポイントについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・棟板金の問題
・優良業者のチェック
棟板金の問題
スレートや金属屋根の頂部にある棟板金を留める釘は、「経年で緩み」「飛び出ていたり」「抜けてなくなっていたりすること」がほとんどです。固定力が弱くなると、強風時に外れたり雨漏りの原因になります。
優良業者のチェック
棟板金の釘の打ち直しや継ぎ目のシーリング補修といった付帯部品の不具合チェックと補修を、塗り替え前にしっかり行ってもらえるのかを確認しましょう。単に上から塗り替えて終わり、という業者には注意が必要です。
屋根塗装の本来の目的:「美観」と「防水性」の回復
屋根塗装には、大きく分けて2つの目的があります。その2つの目的についてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・美観の回復
・防水性の回復
美観の回復
汚れやコケを洗い落とし、塗り替えることで見た目を綺麗に保ちます。
防水性の回復
劣化した塗膜を塗り替えることで、屋根材の防水性能を取り戻すことが最も大事な目的です。
スレートやセメント瓦は、塗膜が劣化すると水を吸い込み、割れや変形の原因になります。また金属屋根は塗膜による保護がないと錆が広がります。塗装は下地が健全な状態を保っている時に行うことで、その効果を最大限に発揮します。
屋根・外壁塗装をお考えの方はスマイルハウス坂口工務店にご相談ください!!

屋根は建物の中でも日々過酷な環境にさらされ、お住まいを守っています。知識不足によるちょっとした間違いが、お客様の大きな雨漏り被害を及ぼしてしまうこともあるのです。
私たちスマイルハウス坂口工務店は、鹿児島で長年にわたり「スレート瓦」「コンクリート瓦(モニエル瓦)」「金属屋根」など、あらゆる屋根材の正しい知識と施工技術を磨いてきました。
私たちは「縁切り」や「棟板金補修」といった必須工程を省略せず、全ての見積書に明記し、お客様に納得いただける工事を行います。
「他社で塗装したが雨漏りし始めた」「うちの屋根がスレートかコンクリート瓦か見てほしい」といったご相談は、私たちが心を込めて対応させていただきます!
スマイルハウス坂口工務店へのお問い合わせは、お問い合わせフォームからのご連絡、メール、電話でのご相談、またはショールームへのご来店をお待ちしております。
お気軽にご相談ください。私たちのサービスが皆様の期待に応え、満足していただけるよう全力でサポートいたします。
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