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【鹿児島市】屋根リフォーム工事「カバー工法」で後悔しないために!葺き替えとの違い、失敗する原因と判断基準
2025年12月09日(火)

鹿児島市で屋根塗装・外壁塗装、屋根葺き替え工事でお悩みの方は
みなさんこんにちは!事務の拵です!
「家を建ててから約10年経っているけど、塗装した方が良いの?」
「築10年前後が塗り替え時期って聞くけど、本当なの?」
「外壁塗装っていつするのがベストなの?」
などと気になっている方もいらっしゃると思いますが、屋根の劣化が進み塗装では対応できなくなった場合「屋根を一新したい」と考える方が多いですよね。その時、必ず選択肢に上がるのが「屋根カバー工法」と「屋根の葺き替え」です。
塗装の時期を間違ってしまうとそれぞれの塗料の性能が十分に発揮されず、工事期間が長引いてしまう可能性があります。しかし、工法選びを間違ってしまうと「費用を安く抑えたはずなのに数年後に雨漏りで大修理になった」と後悔することになりかねません。
今回のお役立ちコラムでは、屋根リフォームの2大工法と選択の重要性と屋根カバー工法(重ね葺き)の特徴と3つのメリットと屋根の葺き替えの特徴と3つの大きなメリットとカバー工法で後悔するのはなぜ?失敗する5つの原因について詳しく解説します。
屋根リフォームの2大工法と選択の重要性
屋根を一新する方法には主に「カバー工法」と「葺き替え」の2種類があります。どちらも屋根を新しくできますが、その内容と適応する状態が大きく異なります。2つの工法についてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・カバー工法(重ね葺き)
・葺き替え
カバー工法(重ね葺き)
古い屋根材を撤去せず、その上に新しい屋根材を重ねて葺く方法。
葺き替え
古い屋根材をすべて撤去し、下地から新しい屋根材に交換する方法。
それぞれの違いを理解せずに安易に「カバー工法のほうが安くてお得」と判断すると後々の大きなトラブルにつながりかねません。特に鹿児島は台風の影響も大きいため、工法の選択は慎重に行う必要があります。
屋根カバー工法(重ね葺き)の特徴と3つのメリット
カバー工法は、古い屋根を撤去しないためコストと工期面で大きな3つのメリットがあります。3つのメリットについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・コスト削減と工期の短縮
・断熱・防音性の向上
・アスベスト飛散リスクの回避
コスト削減と工期の短縮
古い屋根材の撤去費用や撤去によって発生する廃材の処理コストがかからず、撤去の手間や人件費が削減できるため葺き替えよりも費用を抑えられます。また作業が比較的簡単で規模が小さくなるため工期を短縮できます。
断熱・防音性の向上
屋根材が二重になるため、単純に断熱性と防音性が向上します。また 新しい屋根材に断熱材を備えることで古い屋根材と新しい屋根材の間に通気層を作ることが可能です。この通気層が湿気を排出し、木材や断熱材の劣化を防ぎます。
アスベスト飛散リスクの回避
2006年9月以前に建てられた住宅のスレート屋根やセメント瓦には、アスベストが含まれている場合があります。アスベストが含まれた屋根材を撤去する葺き替えでは、飛散防止のための厳重な封じ込め作業や有資格者の設置が必要となり費用が増大します。また古い屋根材をそのまま残し、封じ込める形になるため撤去によるアスベストの飛散リスクがなく、作業員や近隣住民への健康リスクを回避できます。
屋根の葺き替えの特徴と3つの大きなメリット

葺き替えは費用が高くなりますが、屋根に関するあらゆる問題を根本的に解決できるという点で大きな価値があります。3つのメリットについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・家の寿命を延ばせる
・外観を一新できる
・軽い屋根材で耐震性が高まる
家の寿命を延ばせる
古い屋根材だけでなく、その下にある野地板(下地材)や防水紙(防水シート)もすべて新しいものに交換します。これにより低下した屋根の「防水機能」「断熱性能」「耐久性」が完全に回復し家の寿命を延ばせます。
外観を一新できる
瓦屋根から金属屋根へなど素材自体を変更できるため、外観のイメージを大きく変えることができます。
軽い屋根材で耐震性が高まる
瓦屋根から金属屋根や軽量スレートに替えることで屋根の重量が軽くなります。家の重心が下方に移動し安定するため、耐震性の向上につながります。
カバー工法で後悔するのはなぜ?失敗する5つの原因
カバー工法はメリットが多い反面、屋根の状態や地域の特性によっては採用すべきでない場合があります。「なんとかなる」と安易に施工すると後悔につながります。5つの原因についてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・野地板(下地)に問題があるのに施工する
・風が強い鹿児島の地域特性を無視する
・屋根の勾配が少ないのに横葺きを採用する
・コスト削減のために低品質な防水シートを使う
・旧耐震基準の建物に施工する
野地板(下地)に問題があるのに施工する
カバー工法では野地板(屋根の下地)を交換せずに利用します。野地板が経年劣化で腐食したり傷んだりしている場合、新しい屋根材を固定しても不安定です。台風や地震の際に屋根材がズレたり、最悪の場合剥がれたりするリスクがあります。
風が強い鹿児島の地域特性を無視する
鹿児島は特に台風の影響を受けやすく日常的に強風が吹く地域もあります。注意点として風の力を受けやすい高台や周囲に風を遮るものがない立地では、屋根の重量が増すカバー工法よりも軽量な屋根材への葺き替えを選択した方が、構造的な安定性を保てる場合があります。
屋根の勾配が少ないのに横葺きを採用する
屋根の傾斜(勾配)が緩い屋根(2.5寸以下の勾配など)に、横葺きの金属屋根でカバー工法をすると失敗します。また横葺き屋根は一定以上の勾配がないと、つなぎ目から雨水が侵入しやすくなり雨漏りのリスクが高まります。勾配を無視して横葺きを勧める業者は、知識不足または悪質業者の可能性があります。
コスト削減のために低品質な防水シートを使う
屋根材の下にある防水シートは雨漏り対策の「最後の砦」です。またコスト削減を優先して安価な防水シートを選ぶと耐用年数が10年程度で劣化するものもあり、屋根材よりも早く防水機能が失われてしまい雨漏りリスクが早期に発生する可能性があります。長い目で見ると低品質の防水シートはデメリットしかありません。
旧耐震基準の建物に施工する
1981年以前に建てられた建物は、現在の耐震基準を満たしていない可能性が高いです。またカバー工法では屋根の重量が1.3倍〜1.6倍に増えます。
耐震基準が低い建物で重量が増すと重心が上に行き不安定になり地震時のリスクが高まるため、葺き替えで軽い屋根材に交換するのが無難です。
屋根・外壁塗装をお考えの方はスマイルハウス坂口工務店にご相談ください!!

屋根のカバー工法はコストや工期面で非常に魅力的な工法ですが、家の状態によっては「葺き替えを選んだ方がよかった」と後悔する可能性があります。特に雨漏りしている屋根や下地が傷んでいる屋根にカバー工法は絶対にしてはいけません。
私たちスマイルハウス坂口工務店は鹿児島の地域密着業者として、お客様のお家をドローンなども活用して徹底的に診断し、カバー工法が適切かどうかを正直に判断いたします。
屋根の葺き替えかカバー工法か迷ったら、まず私たちスマイルハウス坂口工務店の無料診断をご利用ください!
スマイルハウス坂口工務店へのお問い合わせは、お問い合わせフォームからのご連絡、メール、電話でのご相談、またはショールームへのご来店をお待ちしております。
お気軽にご相談ください。私たちのサービスが皆様の期待に応え、満足していただけるよう全力でサポートいたします。
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