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コロニアルの屋根塗装についてご紹介(‘ω’)ノ

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こんにちは!事務の拵です!!

今回は、【コロニアル屋根塗装について】ご紹介させていただきます(^O^)/

昔に比べて、屋根が色あせていたり、コケが生えて見栄えがよくなかったりしていないでしょうか。

建てたばかりの頃はキレイだったマイホームの屋根も、日々の紫外線や雨によって、徐々に劣化が進行してしまいます。

せっかくのマイホームを、綺麗に蘇らせたいと思われている方も多いのではないでしょうか。しかし、屋根の塗り替えを検討する時には、見た目よりも重要なことがあります。

それは屋根から雨漏りがしていないかを確認することです。場合によっては、塗装ではなく、屋根の葺き替えに発展してしまうケースも。

■1.コロニアル屋根とは?■

そもそも、「コロニアル屋根」とは何でしょうか。同じ見た目の屋根でも人によっては「スレート瓦」と言ったり、「コロニアル」と言ったり、さらには「カラーベスト」と言ったり・・・どれが何なのか違いがわからない方もいらっしゃると思います。

コロニアルは日本瓦と比べ、軽量で安価なこと、また色彩が豊富で種類も多いことから、数ある屋根材の中でも一番普及しています。

■2.このサインがあればコロニアルの屋根塗装を検討しよう!■

屋根は高い位置にあるため、なかなか変化に気づきにくい場所です。ですが、同じ時期に建てたご近所お家と見比べて、「あれ?」と思うことがあれば、屋根塗装を検討するようにしましょう。

①苔やカビの発生

コロニアルは、主成分がセメントのため、塗装をすることによって防水性を持たせています。しかし経年劣化により塗膜が劣化し防水性が低下すると、雨水や湿気によって苔が発生します。

②コロニアルの反り・ひび割れ

苔やカビが発生し、放置をしていると、コロニアルの防水性はさらに低下していきます。そうすると苔の発生では収まらず、瓦の「反り」や「割れ」が発生します。では、なぜ防水性が低下すると、「反り」「割れ」が発生するのでしょうか。例えば雨や雪が降ったあとに、コロニアルが水を含んだまま凍ったり、夕立後の晴れ間に強い日差しで急激に乾燥したりすると、湿気と乾燥を繰り返し、その結果として瓦の反りに繫がります。

コロニアルの反りをそのまま放置してしまうと、コロニアルの端がまつ毛のように反り上がってしまいます。そうすると、台風などの横殴りの雨が降った際に、反り上がった小口から内部に雨水が浸入し雨漏りの原因となります。コロニアルが反っている、またはひび割れしている部分を見つけたら、塗替えを検討するようにしましょう。

③瓦の滑落

コロニアルのひび割れを放置したままにすると、最終的にはひび割れしていた部分が滑落してしまいます。

コロニアルが滑落すると、滑落した部分の大きさによっては、瓦の下の防水材や防水材を止めている釘が丸見えになってしまいます。この状態のままで何も放置をせず放置をしてしまいますと、雨が降った際に雨水が釘穴をつたって、野地板に雨水が浸入してしまいます。そして最終的に雨漏りの原因となってしまうのです。

野地板が腐ってしまうと、屋根の葺き替えをおこなわなければなりませんので、早急な対処が必要となります。

④棟板金の浮き、釘抜け

コロニアルや金属屋根の場合には、屋根のてっぺんに棟板金と呼ばれるものがあります。釘抜けとは、この棟板金が気温の影響によって膨張や収縮を繰り返すことで、棟板金を止めている釘を一緒に押し出し、最終的に止めている釘が抜け落ちてしまうことです。

これを放置しておくと、棟押さえが外れてしまい、いつの間にか下地材がむき出しになっていた・・・というケースもありますので、棟板金が浮いていたり、釘が抜けていたりする場合には、早急にメンテナンスをするようにしましょう。

このように、コロニアルの屋根塗装を検討するには、いくつかのサインがあります。

しかし、なかなか変化に気づきにくい屋根の上。まずは、ご近所の家の屋根に比べ「色あせ」が気になった時には、コロニアルの防水性が切れている可能性がありますので、専門業者に建物の診断をおこなってもらい、状況を見てもらうと良いでしょう。

■3.コロニアル屋根の塗装工程■

コロニアルの屋根塗装をする場合には、以下の手順で行います。

〇高圧洗浄〇

高圧の水で、苔やカビ・旧塗膜などを剥がし綺麗に洗い流します。

〇ケレン〇

棟板金のサビや汚れを落とすために、サンドペーパー等を使用して、汚れを落とします。

〇下地処理〇

ひび割れた部分など、不具合が出ている所を全て補修します。

〇下塗り〇

棟板金部分には錆止めの塗料を塗布し、コロニアル部分には、コロニアルに適した下塗り材を塗布します。

〇中塗り・上塗り〇

下塗り剤が乾いてから、中塗り・上塗りの工程をおこないます。

〇縁切り〇

上塗りが乾いてから、皮すきを用いて、コロニアルの小口を塞いでいる塗料を切り離します。

①高圧洗浄~下地処理

屋根に限らず外壁塗装でも、高圧洗浄から下地処理までの手順に一番力を入れる職人さんも少なくありません。塗装の不具合が出るかでないかは、苔や旧塗膜の汚れをきちんと落としきれているか、下地処理が適正におこなわれているかによって決まると言っても過言ではないからです。

ほこりや苔・旧塗膜は、塗装の妨げになるので、高圧洗浄で入念に洗い流し、高圧洗浄後には、しっかりと屋根を乾燥させ、その後の工程の下地処理や塗装に支障が無い状態にします。

その後、棟板金はサンドペーパーなどを使用し、綺麗にケレン(サビや旧塗膜を削り落とす)作業をおこないます。ケレン作業は、サンドペーパーなどで削ることで塗装面に付着している汚れを綺麗に落とし、また、表面に細かい傷を付けることで塗料の密着性を高める目的でおこなわれています。

そして、コロニアルのひび割れ部分を補修し、不具合が出ているところは全て補修をおこないます。また棟板金の釘も新しいものに打ち替えます。ここでスクリュー式の釘を使用すると、抜けにくくなります。

②下塗り

コロニアルの下塗りは、カチオン系シーラーやエポキシ系シーラーなどを1〜2回塗装します。下地の状態によっては、下塗り剤の吸い込みがとまるまでおこなう必要がありますので、最高4回程度塗る場合もあります。

シーラーには、

・塗料の吸い込みを抑え、吸い込みを均一化して塗装のムラを防止する

・塗装面と仕上げた塗料の密着性を高める

③中塗り・上塗り

下塗り剤が完全に乾いたら、次は中塗り・上塗りの作業です。

ウレタンやシリコン・フッ素・無機などの、コロニアル屋根に適した上塗り塗料を、2~3回ローラーや刷毛を用いて、丁寧に塗布します。

下塗り・中塗り・上塗りの工程では「インターバル」を守る必要があります。インターバルとは、「塗り重ね乾燥時間」のことで、このインターバルの時間が適切でないと、塗膜剝離などの不具合が発生し、塗膜性能が発揮できなくなる場合があります。

塗料によってインターバルの時間は違いますし、季節・気温によっても塗料の乾きが変わってきますので一概には言えませんが、一日で下塗り〜上塗りまで終わらせてしまう業者には注意をしましょう。

④縁切り

上塗り剤が完全に乾いてから、コロニアルの小口をふさいでいる塗膜を、カッターナイフやスクレーパーで切る「縁切り」の作業をおこないます。縁切りは、「毛細管現象」による漏水を防ぐために、必要な作業となります。

縁切りをおこなわないと、屋根材との隙間に湿気が溜まってしまい、屋根材が腐食するスピードが速くなってしまいます。

しかし縁切り作業は、せっかく綺麗に仕上げた上塗り塗装の後に、足あとをつけて汚してしまうので、職人さんによってはあまり好まれていません。

そのため最近では、縁切り作業をおこなう必要がないように、下塗り作業の後に「タスペーサー」を挿入する業者も増えました。

コロニアル塗装をおこなう場合には、タスペーサーを挿入するのか、しないのであれば縁切り作業をおこなうのか、必ず確認するようにしましょう。

■4.コロニアルの屋根塗装をする際の2つの注意点■

①縁切りがきちんとおこなわれているか確認!

縁切りの作業は非常に重要なポイントとなります。縁切りがおこなわていない場合には、雨水が逆流し、雨漏りにつながるなどの不良施工となります。

そのため塗装をする際は、上塗り後に縁切りをおこなうのか、もしくは、タスペーサーを挿入するのか必ず確認をするようにしましょう。

②DIYで屋根塗装は危険!必ず足場設置を!

塗装費用を安く抑えるために、DIYでの塗り替えを検討される方も多いと思います。しかし、屋根の上の塗装は多くの危険が伴います。

DIYで塗装をする際には、足場の設置が必要です。しかし5ⅿ以上を超える足場を設置するには、資格が必要となりますので必ず専門業者に依頼をするようにしましょう。

多く普及しているコロニアル屋根ですので、ご自宅の屋根がコロニアルという方も多いのではないのでしょうか。

コロニアルの場合には必ず必要な工程の「縁切り」。業者によってはおこなわない場合もありますので、事前に必ず確認をするようにしましょう。確認をすることで後々の施工不良を未然に防ぐことができます。

ぜひ塗装をおこなう前に満足のいく塗装をおこなっていただけたらと思います。

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どのくらい費用がかかるのか、とりあえず見積りを知りたいという方、

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