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鉄部塗装についてご紹介

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こんにちは!事務の拵です!!

今回は、【鉄部塗装ついて】ご紹介させていただきます(^O^)/

外壁塗装と屋根塗装をご検討の方で、業者へ見積りを取られた際に「鉄部塗装」「付帯塗装(鉄部)」などの記載を見られたことはないでしょうか?

外壁塗装・屋根塗装をする際、お見積もりを取ると一緒に門扉・雨戸、手すり、金属製の階段、ポスト、給湯器などの鉄部への塗装も提案されるケースがあります。

雨戸だけでも枚数次第では金額がかさむこともあります。

鉄は空気と水に触れると錆びます。錆が出ると、外壁はまだ綺麗でも、家全体を見ると汚い印象を与えてしまったり、門扉や雨戸が錆びると閉まりが悪くなってしまったりします。

ですので、鉄部の塗装は、「自分で買った大切な家を長持ちさせたい」「おしゃれなお家を保っていたい」などと思う方には、外壁や屋根と同じくらい大切な工事です。

■1.鉄部をメンテナンスしないことに伴うリスクと処置方法■

住宅における鉄部とは、鉄でできている部材のことで、磁石を近づけるとくっつく部材のものはすべて鉄部です。

鉄部はコーティング(塗装)が施されています。お風呂場にヘアピンを置いておくと、3日経てば錆が発生するように、鉄は水と空気さえあれば酸化し錆を発生させますので、住宅における鉄部へも必ず塗装がされています。

①鉄部は5年経てばメンテナンスを検討すべき

住宅で使われている鉄部の建材は、新築時または新しく設置したときには外壁や屋根同様、すでに塗装が施されているものが使用されるケースがほとんどです。

しかし、その塗装に使われている塗料の多くはアクリル塗料で寿命が約5年程度であるため、立地条件により差はありますが5年ほどで表面のコーティング機能が低下してしまいます。

メンテナンスをしないまま、放置してしまうと以下のような問題が起きる可能性があります。

②塗装しないことでおきる2つの問題

〇美観が損なわれる〇

鉄部を保護している塗膜は、5~7年で保護機能が低下していき、そのまま放置すると機能を果たさなくなります。

そうすると、鉄部がむき出しとなり、雨・空気に触れることによって錆が発生します。少しの錆であればあまり目立ちませんが、箇所が多くなればなるほど全体の色のトーンを落とし、お家の外観に暗いイメージをもたせてしまうことになります。

特に玄関の門扉やポストは、訪れる方が一番最初に見る箇所であり、建物の印象を良く見せる上で非常に重要な箇所です。

〇錆による機能低下〇

「雨戸が開きにくくなった」や「鉄製の門扉の一部が手で触るとぼろぼろと崩れる」などを体験されたことはありませんか?錆が発生することにより、通常の機能を発揮しない建材も中にはあります。

錆は、一度発生してしまうと一気に進行し、放置すると鉄の強度がなくなっていきます。そして、劣化がひどくなると、指で押すだけで躯体部分が曲がったり、ぼろぼろ崩れたりするため、塗装でのメンテナンスは不可能となり、取替えといった処置をとることになります。

ここまで進行してしまうと、メンテナンス塗装よりもはるかに高くなってしまいます。ですから、早めのメンテナンスをしておくことが大切です。

③鉄部を長持ちさせるためのメンテナンス時期

鉄には、素地そのものを長く使えるよう塗装で保護されているということを繰り返しお伝えしています。しかし、自分の家の鉄部が塗装が必要かどうかの判断が難しいですよね。

実は現在使用されている塗料には耐久年数があり、塗料グレードと塗り替え時の処置方法によって長い短いは変わってきます。

塗料の耐久年数はまだ金額を見れは少しは判別できますが、施工に関してはわからないことの方が多いかと思います。

〇表面を触ると手に粉がつく、「チョーキング現象」が発生した時〇

鉄部を守るために大事なのは、鉄部を保護してくれる塗膜を正常な状態に保つことです。一般的に鉄部に塗られている塗料は、日々太陽や雨にさらされ劣化していきます。

塗料が劣化していくことで機能を果たさなくなる、つまり鉄部を保護できなくなるまでに次の新しい保護膜をつくってあげることで、鉄部の寿命はのびます。

新しい保護膜を作るタイミングとして良いタイミングが、「チョーキング現象」が発生したときです。

※チョーキング現象とは

塗料中に含まれる樹脂が、太陽の光や、熱、雨水によって劣化しやせていくことで、塗料中の顔料が表に出てしまう現象。外壁を触ると手に粉が付く現象。

〇塗膜の劣化症状の段階〇

【レベル1】

●症状● 艶がなくなる

●症状が現れる目安● ~3年

【レベル2】

●症状● 色があせてくる

●症状が現れる目安● ~3年

【レベル3】

●症状● チョーキング現象が発生する

●症状が現れる目安● 3〜5年

【レベル4】

●症状● ひび割れする

●症状が現れる目安● ~7年

【レベル5】

●症状● はがれる

●症状が現れる目安● ~7年

チョーキング現象は、手で触ると粉がつくので劣化レベルの中でも一番わかりやすい劣化状態です。メンテナンスの目安としては、新品から約3〜5年たったころです。

その地域や新品時に使用されている塗料によってこの数年は大幅に変わってきますが、一般的に新築時に使われるアクリル塗料やウレタン塗料などの耐久年数から推測すると、おおよそこの年数でチョーキング現象が発生します。

このまま放置しておくと、鉄部を守っている樹脂がやせていき、やがては、鉄部を外気に触れさせてしまいます。そして外気に触れてしまった箇所は空気と水と触れることで錆が発生し、進行します。

錆を発生させないためには塗膜が鉄部の保護膜としての性能を保っているうちに再塗装をすることをお勧めします。

〇斑点程度の錆が発生した時〇

錆が発生したらもう手遅れ・・・ではありません!このタイミングではすでに錆が発生していますが、斑点程度の少しの錆であれば、まだ鉄部を長持ちさせるための処置は間に合います。

処置方法としては、まずサンドペーパー(やすり)で錆が全てなくなるまで除去し、錆止めを塗布してから再塗装を行います。

④症状別!鉄部のメンテナンス方法

【症状1】チョーキングが発生している場合

原因:紫外線による樹脂の劣化

対処方法:DIYでも可。塗膜に付着する旧塗膜やごみを高圧洗浄(または中性洗剤)にて取り除き、錆止め塗料(1回目塗装)と上塗り2回(2回目、3回目塗装)の3回塗装を行う。

【症状2】塗膜があり部分的に斑点のような小さな錆が発生している場合

原因:塗膜の保護機能低下による鉄の酸化(弱)

対処方法:業者に依頼することがお勧め。やすりやワイヤーブラシ、皮すきのような手工具を使ってケレン(錆、劣化塗膜の除去)を行い、光沢のある鉄面にしてから3回塗装を行う。

【症状3】錆による腐食が激しく塗膜の劣化もみられる場合

原因:塗膜の保護機能低下による鉄の酸化(強)

対処方法:業者に依頼することがお勧め。ディスクサンダー、ワイヤーブラシ呼ばれる電動工具を用いたり、やすりやワイヤーブラシ、皮すきのような手工具を使ってケレン(錆、全塗膜の除去)を行い、光沢のある鉄面にしてから3回塗装を行う。

※鉄部の塗装で一番大切なのは、再塗装前に完全に錆をとること8ケレン)です。錆は発生しているということは、すでに錆部分に水分が含まれているということです。

つまり、この錆を取らず、上から塗料を塗ってしまうと塗膜の下にはまだ水分が残っている状態となり、錆の進行は止まりません。

■2.鉄部塗装時に確認したい5つこと■

「ちょっとだけの補修だから。」と「外壁を塗装するついでだから。」と油断してしまいがちなのが鉄部の塗装ですが、注意したい点がいくつかあります。

①施工時に一番大事な工程「ケレン」を行っているか確認する

鉄部塗装で一番大切なのが塗装前の「ケレン」です。

ケレン作業によって既存の錆を取らないと、いくら上から錆止め塗料を塗っても錆の進行は止まりません。

ケレンをしっかりやってくれる会社なのか?確認しましょう。

〇確認方法〇

見積り時に「ケレン作業はしっかりやってくれるのか?」実績などを確認。

塗装完了時にケレン後の鉄面の写真と使用した塗料缶の写真を確認。

②下塗り塗料に防錆・防食塗料が使われているか確認する

下塗り剤として使用している塗料が錆止め塗料かどうかは確認する必要があります。

③上塗り塗料の耐久年数はライフプランに適しているか確認する

いくらしっかり下地処理ができたとしても、仕上げの塗料が3〜5年の耐久年数しかない塗料を使用した場合はすぐに再塗装が必要になります。

次の外壁や屋根、その他のリフォームの時期に合わせられるように耐久年数を選択しましょう。

④塗料の塗布量を守っているか確認する

耐久年数が10年や15年の塗料を選んだとしても、施工方法が甘ければその10~15年の耐久年数は持ちません。耐久年数を持たせるために必要なのは、塗膜の膜厚です。

塗料には基準塗布量という塗る量が設定されており、それが守られて初めて10年や15年の耐久年数が発揮されます。基準塗布量をしっかり守る業者かどうか見極めましょう。

〇確認方法〇

・メーカーの仕様書で何缶必要か確認

・未開封上塗り塗料缶数と開封後の空の状態の缶数を写真などに撮影してもらい確認する

⑤外壁・屋根の色に合わせた鉄部色が選ばれているのか確認する

色決めをする際は、個人の好みで決定しては絶対にNGです。とくに鉄部は、既存の外壁や屋根、植栽や地域色などとの関係も考慮しなければならないため、色決めは慎重に行ないましょう。

業者によっては「カラーシュミレーション」をしてくれるところや、「カラーコーディネーター」という資格を持った方がアドバイスしてくれるサービスもあるので、うまく利用して有意義な塗装工事にしましょう。

鉄部を塗装することで、お家をさらにきれいに見せることや、錆による機能低下を防ぐことが期待できるため定期的なメンテナンスがお勧めです。

また、鉄部をメンテナンスする際に、一番に重要なのがケレン作業です。ケレンで既存の錆を取らないと、いくら上から錆止め塗料を塗っても錆の進行は止まりません。ケレンをしっかりやってくれる会社なのか?確認しましょう。

門扉やポスト、雨戸は、外壁塗装や屋根塗装と一緒に業者に頼むと色選びなども相談に乗ってもらえますし費用を抑えることもできます。

ワンポイント色が変わるだけでも家の雰囲気が変わり、新しい気持ちにもなれます。

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屋根塗装・外壁塗装の工事をお考えの方や、お悩みのある方、

どのくらい費用がかかるのか、とりあえず見積りを知りたいという方、

どんな些細なことでも構いませんよ~(*^^*)お気軽にご相談ください!(^^)!♪♪♪

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