コロニアル屋根について徹底説明します！！

スタッフブログ

2024年11月29日(金)

鹿児島市で屋根塗装・外壁塗装、屋根葺き替え工事でお悩みの方は

スマイルハウス坂口工務店・プロタイムズ鹿児島中央店まで！

みなさんこんにちは！事務の拵です！

「屋根が色あせしている」

「屋根にコケが発生している」

など新築の時は綺麗な屋根も、時間が経つとともに日に日に劣化していきます。

せっかくのマイホームも綺麗のまま維持したい方も多いのではないでしょうか。

今回のお役立ちコラムでは、コロニアル屋根の劣化症状のサインとコロニアル屋根の作業工程について詳しく解説します。

コロニアル屋根の劣化症状のサインとは？

コロニアル屋根の４つの劣化症状についてそれぞれ詳しくご説明させていただきます。

・コケやカビの発生

・反りやひび割れ

・瓦の滑落

・棟板金の浮き、釘抜け

コケやカビの発生

コロニアルはセメントで出来ているため、塗装にて防水性を持続させています。しかし時間が経つとともに塗膜が劣化し防水性が低下することで、コケが発生します。なおコケやカビが発生してもすぐすぐ塗装を行なう必要はないですが、そのままにしていると屋根の耐久性が悪くなってしまいます。

反りやひび割れ

コケやカビをそのままにしていると防水性はますます低下していきそうすることで、反りや割れが発生してしまいます。なぜ防水性の低下により反りや割れが発生するのかというと、雨や雪で水分を含んだまま凍ることや夕方の晴れ間に強い日差しにより乾燥を繰り返すことで、反りに繋がってしまいます。また反ったまま放置しているとつけまつ毛のように反り上がってしまい、台風などの雨の影響で反っている部分から雨水が入り込み雨漏りに繋がってしまいます。反りやひび割れを発見した時は、早急に塗装を行なうようにしましょう。

瓦の滑落

ひび割れをそのまま放置していると、ひび割れしている部分が滑落を引き起こしてしまいます。滑落すると、防水材に使用している釘が浮いて出てしまいそこから雨水が釘をつたって内部に入り込み結果的に雨漏りの原因に繋がります。野地板が腐食してしまった場合、塗装では対応しきれないので屋根の葺き替えをしないといけなくなります。

棟板金の浮き、釘抜け

コロニアル屋根の頂上には、「棟板金」と呼ばれるものが付いています。釘抜けとは棟板金が気温により膨らんだり縮んだりを繰り返し棟板金を固定している釘を押し出し、結果としてその釘が抜けて落ちてしまいます。そのままにしていると棟押さえが外れいつの間にか下地材がむき出していたり、棟板金が浮いている時は早めに補修をすることをオススメします。

なかなか屋根の上は気づきにくいので、隣近所などに比べて色あせしてきている時は、専門業者に依頼して一度点検してもらいましょう。

コロニアル屋根の作業工程

コロニアル屋根の塗装手順をそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。

・高圧洗浄

・ケレン作業

・下地処理

・下塗り

・中塗り、上塗り

・縁切り

高圧洗浄

塗装の妨げになる埃やコケなどを高圧洗浄機で綺麗に洗い落して、洗浄後にはきちんと乾燥しその後下地処理や塗装作業に支障が出ないようにします。

ケレン作業

サンドペーパーを使って削り取り表面に付いている汚れをキレイに落としていきます。

下地処理

ひび割れた箇所を補修して、不具合が出ている箇所は全て補修工事をします。その際に、棟板金の釘も新しい釘に打ち替えをします。

下塗り

コロニアルの下塗りは1〜2回塗装を行います。なお、下地の状況次第では4回塗装をする時もあります。シーラーには、塗料の吸い込みを抑えてムラ防止対策や壁と塗料の密着を高める役割もします。

中塗り・上塗り

下塗りが完全に乾いたら、次に中塗り・上塗りの塗装工事に入ります。下塗り・中塗り・上塗りの作業工程では「インターバル」と言った「塗り重ね乾燥時間」のことで乾燥時間をきちんと守らないと不具合が生じてしまいます。また、塗料の種類によって乾燥時間が異なりますし季節や気候によっても乾き方が変わりますのでその日に下塗り〜上塗りまで終わらせてしまう業者は危険な業者ですので、注意が必要です。

縁切り

上塗りが完全に乾燥した後に、小口を塞いでいる塗膜をカッターナイフで切る縁切りという作業をします。縁切りは漏水から守るために必要な作業で、縁切りを怠ると屋根材の間に湿気が溜まり腐食を引き起こしてしまいます。しかし縁切り作業は足跡をつけてしまうので、嫌う業者が多く今は「縁切り」ではなく「タスペーサー」を設置する業者も増えてきました。

必ず業者に「タスペーサー」を使用するのか、「縁切り」を使用するのか確認してみると良いでしょう。