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【鹿児島市の方】必見!!外壁塗装の重要性とは?

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みなさんこんにちは!事務の拵です!

「最近、家の外壁にひび割れが増えてきた気がするけど、これって大丈夫なの?」 

「モルタル壁って、どんなメンテナンスが必要なんだろう?」 

「外壁塗装って、しないと本当に大変なことになるの…?」

お住まいの外壁がモルタル壁で、そのメンテナンスについて不安や疑問を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?特に年数が経つにつれてひび割れやコケ、カビなどが目立つようになると「そろそろ塗装の時期なのかな…でも、具体的に何をすればいいんだろう?」と迷ってしまいますよね。

今回のお役立ちコラムでは、モルタル外壁の特徴と塗装の重要性とモルタル壁の劣化サインと危険性とモルタル壁の構造と劣化のメカニズムと「下地処理」と「塗料の量」とモルタル以外の付帯部塗装について詳しく解説します。

モルタル壁、その特徴と塗装の重要性

「うちの家モルタル壁って言われたけど、サイディングと何が違うんだろう?」

モルタル壁は、セメントと砂を混ぜて水で練ったモルタルを職人がコテを使って塗り付けて仕上げる外壁です。独特の風合いがありデザインの自由度が高いことが特徴で、昔ながらの日本家屋からモダンな住宅まで幅広く採用されています。

しかしモルタル壁は、その特性上経年とともにひび割れが発生しやすいという弱点があります。このひび割れを放置してしまうと、雨水が建物内部に浸入し構造材の腐食や雨漏りといったお住まいの健康を脅かす重大な問題に繋がりかねません。

今回も長年お手入れをされていなかったモルタル壁で、ひび割れやカビ・コケの繁殖がかなり激しい状態でした。こうした劣化を食い止め、大切なお住まいを長持ちさせるためにはやはり「定期的な外壁塗装」が非常に重要になってくるんです。

見過ごせない!モルタル壁の劣化サインとその危険性

お住まいのモルタル壁に、次のような3つのサインが発生したらそれは塗装や補修が必要な時期が来ている合図かもしれません。3つのサインについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。

・ひび割れ

・カビ、苔の発生

・塗膜の劣化

ひび割れ

モルタル壁の最も一般的な劣化サインが、ひび割れ(クラック)です。モルタルは乾燥収縮や建物の揺れによって、どうしてもひび割れが発生しやすい性質を持っています。「ヘアークラック」とは、 髪の毛のように細いひび割れ(幅0.3mm未満)の事を言い「構造クラック」とは、幅が広く奥まで達している可能性のあるひび割れ(幅0.3mm以上)の事を言います。

特に幅の広いひび割れや、雨水が侵入しそうな深いひび割れは注意が必要です。そこから雨水が建物内部に侵入し木材の腐食やシロアリ発生、さらには雨漏りの原因になることもあります。大きなひび割れに関しては、コーキングなどで下地をしっかりと補修して隙間を埋めてから塗装する必要があります。

カビ、苔の発生

日当たりが悪く湿気が多い場所や、常に水がかかるような場所では外壁にカビやコケ、藻などが発生しやすくなります。これらは見た目を損なうだけでなく塗膜の劣化を促進させたり、モルタル壁の吸水性を高めてしまったりする原因にもなります。特に鹿児島市は、温暖で湿気が多い地域のため、カビやコケの発生には注意が必要です。

塗膜の劣化

外壁の塗膜は、お住まいを紫外線や雨風から守る大切なバリアです。塗膜が劣化すると、3つのようなサインが見られます。3つのサインについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。

・チョーキング現象

・色褪せ・ツヤの消失

・塗膜の剥がれ・膨れ

チョーキング現象

外壁を触ると白い粉が手につく現象。塗料の顔料が粉状になったものです。

色褪せ・ツヤの消失

塗料の色が薄くなったり、光沢がなくなったりする現象。

塗膜の剥がれ・膨れ

 塗料が浮いたり剥がれたりする現象。

これらのサインが見られたら塗膜の保護機能が低下している証拠です。放置するとモルタル壁本体の劣化が進行しやすくなります。

塗装しないとどうなる?モルタル壁の構造と劣化のメカニズム

「でも、外壁に塗装って、結局見た目をきれいにするだけじゃないの?」

そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし外壁塗装は見た目をきれいにするだけでなく、お住まいを長持ちさせるために非常に重要な役割を担っています。特にモルタル壁の場合、塗装をしないと内部で深刻な劣化が進んでしまう可能性があるんです。

モルタル壁の内部構造は5つから出来ています。5つについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。

・下地(木の板)

・防水シート(アスファルトフェルト)

・金網(ラス網)

・モルタル層

・塗装

下地(木の板)

一番内側には、建物の骨組みとなる木の板があります。

防水シート(アスファルトフェルト)

木の板の上に、防水シートであるアスファルトフェルトが貼られています。これが雨水の侵入を防ぐ大切な役割を担っています。

金網(ラス網)

アスファルトフェルトの上に、モルタルを塗り付けるための金網「ラス網」が固定されています。

モルタル層

ラス網の上にモルタルが塗り込まれています。

塗装

その上から塗装が施されています。

このように、モルタル壁はいくつかの層で構成されており、それぞれが大切な役割を担っています。この層の一番外側にある「塗装」が劣化してしまうと内部の層に悪影響を及ぼしてしまうんです。

モルタルは本来「アルカリ性」の性質を持っています。このアルカリ性が内部のラス網(金網)をサビから守る役割を果たしています。しかし、時間が経ちモルタルが雨水や二酸化炭素にさらされることで、徐々に「中性化」が進んでしまうんです。

外壁の塗膜が劣化して防水機能が失われると、雨水がモルタル内部に浸入しやすくなります。水が浸入することで中性化がさらに進行しラス網がサビやすくなります。

「サビ」と聞くと金属の変色をイメージされるかもしれませんが、金属がサビると体積が膨張するという性質があります。このラス網のサビが膨張することでモルタル壁を押し上げ、ひび割れをさらに大きくしたり剥がれの原因になったりするんです。

一度中性化してしまったモルタルは、自然にアルカリ性に戻ることはありません。そのため中性化が進行しないよう、水分が内部に浸入しないように「定期的に防水塗装をしてあげる」ことが非常に重要になるんですね。

「ひどい家になりますと、台風が過ぎた後なんかですね、外壁が剥がれ落ちて中の木の板がむき出しになってるようなお宅をたまに見かける」と言われることもあります。これはモルタル壁の劣化が限界に達し、内部のサビや腐食によって外壁が耐えきれなくなり、崩落してしまうという非常に危険な状態です。このような事態を防ぎ大切なお住まいを長く安全に保つためにも、外壁塗装は決して避けて通れない、重要なメンテナンスなんです。

モルタル壁塗装の肝!「下地処理」と「塗料の量」

モルタル壁の塗装は、他の外壁材に比べて、特に「下地処理」と「塗料の量」が重要になります。一般的な外壁塗装では、下塗りに「シーラー」や「プライマー」といった浸透系の塗料が使われることが多いです。これらは、下地に染み込んで上塗り塗料との密着性を高める役割があります。

しかし痛みが激しいモルタル壁の場合、シーラーやプライマーを使っても、塗料が浸透しすぎてしまい、かえってムラになったり、ちゃんとした下地が構築できなかったりすることがあります。そこで、今回のお宅のような痛みが激しいモルタル壁におすすめなのが、「微弾性フィラー」という下塗り塗料です。

微弾性フィラーの3つの特徴についてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。

・膜の形成

・微弾性

・下地の補強

膜の形成

シーラーのように浸透するだけでなく、塗膜を形成して表面を平滑にします。

微弾性

わずかな弾力性があるため、ヘアークラック程度の小さなひび割れであれば、追従して埋める効果も期待できます。

下地の補強

脆弱になったモルタル壁の下地をしっかりと補強し、上塗り塗料の性能を最大限に引き出すための土台を作ります。微弾性フィラーで下地をしっかりと整えることで、上塗り塗料がきれいに仕上がり、長持ちする塗装に繋がるんですね。

「塗る回数ではなく、しっかりと塗料の量を使ってあげるというところが大事」と強調していました。これは、塗料メーカーが定めている「塗布量(とふりょう)」という、1平方メートルあたりに塗るべき塗料の量を守ることが非常に重要だということです。

塗布量が不足していると塗膜が薄くなり、塗料が本来持っている防水性や耐久性が十分に発揮されません。また耐用年数が短くなりカタログに記載されている耐用年数よりも早く劣化が進み、短期間で再塗装が必要になる可能性があります。さらに色ムラが発生し塗料が均一に塗られず、見た目が悪くなってしまいます。

塗料の量をケチって薄く塗ってしまうと、一見費用が抑えられたように見えても結果的に品質が保たれず、数年で再塗装が必要になりトータルコストが高くついてしまう…という事態にもなりかねません。私たちスマイルハウス坂口工務店では、適切な塗料の量を守り、お客様に長くご満足いただける塗装を心がけています。

モルタル壁以外の付帯部も忘れずに!和風住宅のポイント

お宅は和風住宅で、モルタル壁だけでなく木部や鉄部など、様々な部分の塗装も行われていましたね。外壁塗装と同時に、これらの「付帯部(ふたいぶ)」の塗装も行うことで、建物全体の美観と耐久性を高めることができます。3つの付帯部分についてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。

・窓の格子(こうし)

・庇(ひさし)の桁(けた)

・玄関柱

窓の格子(こうし)

特に木製の格子は、紫外線や雨水によって劣化しやすいため、定期的な塗装が必要です。

庇(ひさし)の桁(けた)

軒先や窓の上にある庇を支える部分です。木製や鉄製のものがあり、ここも劣化しやすい箇所です。

玄関柱

木製の玄関柱は、お住まいの顔とも言える部分。美観を保つためにも塗装が欠かせません。

これらの木部や鉄部は、外壁と同様に、紫外線や雨風にさらされて劣化が進みます。適切な時期に塗装をすることで、腐食やサビを防ぎ、長持ちさせることができます。「揚げ裏」とは、軒の裏側の部分のことを指します。

「揚げ裏っていうのは、一般的には昔から塗装をしない部分ではあるんですね。」

とのことでしたが、揚げ裏には塗装ができない建材が使われていたため、窓の格子や庇の桁の部分だけをきれいに塗装して仕上げていました。

 

このように、お住まいの構造や使用されている建材によって、塗装が必要な部分塗装でない部分があります。専門的な知識がなければ判断が難しい場合も多いので、現地調査の際にどの部分を塗装するのかしないのかその理由も含めて業者にしっかり確認するようにしましょう。

 

屋根・外壁塗装をお考えの方はスマイルハウス坂口工務店にご相談ください!!

モルタル壁の特性と、塗装の重要性について詳しく解説しました。モルタル壁は、適切にメンテナンスを行わないと、内部で深刻な劣化が進行し、最終的には雨漏りや外壁の崩落といった大きな問題に繋がりかねません。

見た目の美しさを保つだけでなく、お住まいを長く安全に守るためにも、適切な時期にプロによる「質の高い外壁塗装」を行うことが不可欠です。特に、下地処理や塗料の量をしっかりと守ってくれる業者を選ぶことが、長持ちする塗装の鍵となります。

スマイルハウス坂口工務店へのお問い合わせは、お問い合わせフォームからのご連絡、メール、電話でのご相談、またはショールームへのご来店をお待ちしております。

お気軽にご相談ください。私たちのサービスが皆様の期待に応え、満足していただけるよう全力でサポートいたします。

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