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【鹿児島市】屋根塗装で雨漏り解消!屋根からの雨漏り、その原因と見つけ方、そして早期対策の重要性
2025年08月18日(月)
鹿児島市で屋根塗装・外壁塗装、屋根葺き替え工事でお悩みの方は
みなさんこんにちは!事務の拵です!
「雨が降るたびに、天井にシミができていないかドキドキする…」
「梅雨の時期になると、なんだか家の中がカビ臭い気がする…これって雨漏り!?」
「屋根の塗り替えって、いつすればいいの?雨漏りする前に気づきたい!」
今年も梅雨の季節がやってきましたね。じめじめとした湿気と、降り続く雨に、気分も少し憂鬱になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。特に鹿児島市は、梅雨の時期の降水量も多く、台風も接近しやすい地域なので、雨漏りについて心配されている方も多いのではないでしょうか。
実は、梅雨の時期は、スマイルハウス坂口工務店にも「雨漏りの問い合わせ」がぐっと増えるんです。雨漏りというと、屋根からだけだと思われがちですが、壁やベランダ、窓サッシ周りなど、本当に色々なところから水が入ってきてしまうんですよ。
今回のお役立ちコラムでは、梅雨時期の「雨漏り」は屋根が原因と屋根の構造と雨漏りのメカニズムと屋根材の劣化と雨漏りの関係と見逃せない劣化のサインと放置の危険性とプロの目でチェックについて詳しく解説します。
梅雨時期の「雨漏り」は屋根が原因のことも
じめじめとした梅雨の時期、そしてこれから本格化する台風シーズン。鹿児島市に住む私たちにとって、雨漏りの心配は尽きませんよね。特に、天井に水シミを見つけたり、雨音がいつもと違うと感じたりすると、「もしかして、うちも雨漏り!?」と不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際に、スマイルハウス坂口工務店には、この時期になると「雨漏りしているかもしれない」というお問い合わせが非常に増えます。屋根、壁、ベランダ、窓サッシ周り…と、雨水が入ってくる経路は様々ですが、その中でも最も多いのが「屋根からの雨漏り」なんです。
「うちの家はまだ新しいから大丈夫」 「瓦がしっかり乗ってるから、水が入ってくるはずがない」
そう思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は屋根の構造には少し誤解があるかもしれません。
「瓦があるから大丈夫」は間違い!?屋根の構造と雨漏りのメカニズム
多くの方が「瓦(屋根材)が屋根の上に乗っているから、家の中に水は入ってこない」と思われているかもしれません。確かに瓦は雨水を受け流す主要な役割を担っていますが、実はそれだけではないんです!2つのメカニズムについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・屋根の二重防水構造とは?
・雨漏りが発生する本当のサイン
屋根の二重防水構造とは?
お家の中に水が入ってこないようにするのは瓦(屋根材)だけではありません。その瓦の下には、「防水シート(ルーフィング)」というものが敷かれているんです。屋根は、この「瓦(一次防水)」と「防水シート(二次防水)」という二重の防水構造で守られています。「一次防水(瓦・屋根材)」 雨水の大部分を受け止め、下地への浸入を防ぎます。「二次防水(防水シート/ルーフィング)」一次防水で防ぎきれなかった雨水や、瓦の隙間から浸入した雨水を完全に防ぎ、建物内部への浸入をシャットアウトする、まさに最後の砦となる重要な役割を担っています。
雨漏りが発生する本当のサイン
最終的に家の中に雨水が染み出してくる時というのは、残念ながら、この防水シート(ルーフィング)が破けてしまったり、穴が開いてしまったり、あるいは新築時の施工当初から隙間が開いてしまっていたりしているケースが非常に多いんです。
つまり、屋根の表面に異常が見られる段階では、まだ防水シートが機能している可能性もありますが、室内にまで雨水が染み出てきている場合は、防水シートがすでにその役割を果たせなくなっている状態と考えられます。そうなると、「この防水シートをどうにかしなきゃいけない」という段階に来ていると言えるでしょう。
雨漏りのサインを見つけたら、決して放置せず、すぐに専門業者に相談して防水シートの状態を確認してもらうことが重要です。
セメント系瓦に注意!屋根材の劣化と雨漏りの関係
日本で最も多く使われている屋根材の一つに「セメント系(スレート)瓦」があります。皆さんのご自宅の屋根も、もしかしたらこのセメント系瓦かもしれません。このセメント系瓦の特性と、それが雨漏りにどう繋がるのかを3つのポイントについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・現代の主流「セメント系瓦」の特性
・塗装の劣化が引き起こす問題
・間接的にルーフィングを傷める原因に
現代の主流「セメント系瓦」の特性
セメント系瓦は、セメントと繊維質を混ぜて作られた屋根材で、軽量で施工しやすくデザインや色も豊富なことから広く普及しています。新築時に工場から出荷される際には、表面にある程度の「防水塗膜」が施されています。しかし、この工場出荷時の防水塗膜は「4~5年程度で劣化してきちゃうんですよね」とのことで、紫外線や雨風に常にさらされているため防水機能が失われてしまうのは避けられません。
塗装の劣化が引き起こす問題
表面の塗膜が劣化して防水性が失われると、セメント系瓦は水を吸うようになってしまいます。特に、「梅雨の長雨」「ゲリラ豪雨」「台風」などで屋根が濡れるたびに水を吸い込み、晴れの日に乾燥して水を吐き出すというサイクルを繰り返すことになります。
この「水を吸ったり吐いたり」を繰り返すうちに瓦自体が脆弱(ぜいじゃく)になり、割れてきてしまったりすることがあります。
間接的にルーフィングを傷める原因に
「瓦が割れても、防水シートがあるから大丈夫じゃないの?」と思われるかもしれませんね。しかし、瓦の割れや、瓦が常に水を吸い込んでいる状態は、間接的に防水シート(ルーフィング)の劣化を早めてしまう原因にもなるんです。
「湿気の滞留」瓦が水を吸い込むとその湿気がルーフィングに伝わり、常に湿った状態が続くことでルーフィングの寿命を縮めてしまう可能性があります。
「物理的な損傷」割れた瓦の破片がルーフィングを傷つけたり、瓦が脆弱になることでルーフィングへの負担が増えたりすることも考えられます。
このような理由から、「定期的な屋根の塗装が必要だ」と言われているのです。屋根塗装は、見た目をきれいにするだけでなく屋根材の防水性を回復させ、結果的に防水シートを守り雨漏りのリスクを低減させるための大切なメンテナンスなのです。
屋根塗装は築10年が目安!見逃せない劣化のサイン
「じゃあ、いつ屋根塗装をすればいいの?」という疑問が出てきますよね。一般的に新築から1回目の屋根塗装の目安は、「10年前後」と言われています。これは、前述のセメント系瓦の塗膜の寿命や、防水シートへの負担などを考慮した目安です。
もちろんお住まいの立地条件(日当たりや雨風の当たり方)、使用されている屋根材や塗料の種類によって劣化の進行具合は異なりますのであくまで目安として捉えてください。
では、実際に屋根がどんなサインを出したら塗装を検討するタイミングなのでしょうか?2つのサインについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・目に見える劣化のサイン
・特に注意したい「茶ゴケ」
目に見える劣化のサイン
屋根の劣化は、上から見上げても分かりにくいことが多いですが、3つのサインが見られたら要注意です。
「変色・色褪せ」一番分かりやすいのは変色してきますね。色褪せだったりとか白くなってきたりとか」新築時や前回の塗装時と比べて、屋根の色が全体的に薄くなったり、白っぽくなったりしているのは、塗膜が紫外線によって劣化しているサインです。「チョーキング現象(白亜化)」屋根を触ると、指にチョークのような白い粉が付着する現象です。これは塗膜の顔料が粉状になって表面に浮き出ている状態で、塗膜の保護機能が失われつつある証拠です。「コケ・カビの発生」特に日当たりの悪い場所や湿気がこもりやすい場所に、緑色のコケや黒いカビが発生しているのは、塗膜の防水性が低下し、屋根材が湿気を含みやすくなっているサインです。
特に注意したい「茶ゴケ」
「屋根が茶色くなってるお宅がたまにあるんですけど」という症状です。これは、「水を吸ったり吐いたりしていると表面にですね、ゴール(小さな穴)っていう小さい穴が開いてくるんです。穴の中に茶ゴケっていうコケが繁殖してしまってああいう風になってる」状態だそうです。つまり屋根の表面に茶色いコケが見られる場合、「もうちょっと防水が切れてしばらく立ってるのかな」という、防水機能がかなり失われている状態であることを示しています。このような症状が見られたら、早急な点検と対策が必要です。
「雨漏りしてからで良い」は大きな間違い!放置の危険性
「雨漏りしているのが分かってから修理すればいいや」と考えていませんか?これは、お住まいの寿命と、ご自身の出費に大きく関わる非常に危険な考え方です。2つのポイントについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・建物内部への深刻なダメージ
・費用が大幅に変わる!?早期発見・早期対策の重要性
建物内部への深刻なダメージ
「屋根の葺き替え工事自体は雨漏りが確認できてからでも遅くはないこと」や続けて「しかし気づかない間に長期間放置されている雨漏りなどは、のし板とか垂木とか、梁とか桁とかそういった部分を痛めてしまってるケースっていうのは大いにあります」と警告しています。これらの「のし板」「垂木」「梁」「桁」というのは、お家の骨組みとなる構造材です。雨漏りが長期化するとこれらの大切な木材が腐食してしまい、建物の耐久性や強度が著しく低下してしまいます。人間が怪我をして傷が治るのとは違い、一度劣化したものは自然に良くなることはありません。放置すればするほど、損傷は確実に進行していきます。
費用が大幅に変わる!?早期発見・早期対策の重要性
「当然そういう風なのが傷んでくるとその部分も全部新しいものに変えていかなきゃいけないっていう風になりますので、できるだけほっとかないようにしてあげるっていうのが、できるだけ工事の値段を抑えた上で屋根の工事をするっていうことにも繋がります」早期対策の最も重要なポイントを示しています。
雨漏りが構造材にまで及んでしまうと、その分解体や交換の費用がかさんでしまい工事費用が30万円から50万円も変わってくる可能性があります。これは決して小さな金額ではありません。「できるだけそういう風な大きい工事にならないように、早め早めに工事をしていただくとよりいいのかな」というメッセージの通り、屋根の小さなサインを見逃さず、早期に専門家による点検・メンテナンスを行うことが、結果的にご自身の費用負担を抑えお住まいを長持ちさせる賢い選択なのです。
屋根裏点検のすすめ!築年数に関わらずプロの目でチェックを
「屋根の表面に異常が見られないから大丈夫!」と思っていませんか?実は、屋根からの雨漏りを見つける上で屋根裏の点検が非常に重要なんです。2つの重要な理由についてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。
・表面の点検だけでは不十分な理由
・「水が漏れている=二次防水に異常あり」
表面の点検だけでは不十分な理由
「どの年数であろうが表面上の外側からの点検だけではなくて、屋根裏なども一緒に業者さんに見てもらった方がいいですね」と強く推奨しています。なぜなら「築年数が浅くても、雨漏りしてる家は正直あります」とお伝えしている様に、雨漏りの原因は屋根材の劣化だけではありません。新築時の施工不良や、何らかの構造上の問題が原因で雨漏りが発生しているケースもあるからです。これらの問題は屋根の表面から見ただけでは決して分かりません。屋根裏に入って梁や垂木といった構造材、そして防水シート(ルーフィング)の状態を直接確認することで、雨水の侵入経路や被害の範囲を正確に把握することができます。
「水が漏れている=二次防水に異常あり」
「水がもってる(漏れている)時点で、もうその二次防水(ルーフィング)に異常があるっていうのが分かってる状態で塗装工事をしても基本的に意味がないので」と断言しています。つまり、もし室内に雨漏りの症状が出ているのであれば、それは最後の砦である防水シートがすでに機能していない状態です。この状態で表面の屋根塗装だけを行っても根本的な雨漏りの解決にはなりません。一時的に症状が収まったように見えても、内部では腐食が進行している可能性が高いのです。
「築年数が浅くても、古くても、やはり屋根裏はちゃんと見てもらった上で工事をするっていうのが大事かな」という言葉の通り、屋根のメンテナンスや塗装を検討する際は、必ず信頼できる業者に屋根裏まで含めた総合的な点検を依頼し、お住まいの状態を正確に診断してもらうことが、失敗しない工事へと繋がります。
屋根・外壁塗装をお考えの方はスマイルハウス坂口工務店にご相談ください!!
「水が漏れてる時点で、もうその二次防水に異常があるっていうのが分かってる状態」で塗装工事をしても意味がないという事は非常に重いですね。だからこそ日頃からの屋根の点検と、早めの対策が本当に大切なのです。
スマイルハウス坂口工務店へのお問い合わせは、お問い合わせフォームからのご連絡、メール、電話でのご相談、またはショールームへのご来店をお待ちしております。
お気軽にご相談ください。私たちのサービスが皆様の期待に応え、満足していただけるよう全力でサポートいたします。
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