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【鹿児島市】火山灰は「ただの灰」じゃない!家屋を壊す厄介な敵から大切な住まいを守る「克灰対策」と外壁塗装の重要性

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みなさんこんにちは!事務の拵です!

「家を建ててから約10年経っているけど、塗装した方が良いの?」

「築10年前後が塗り替え時期って聞くけど、本当なの?」 

「外壁塗装っていつするのがベストなの?」

などと気になっている方もいらっしゃると思いますが、鹿児島市にお住まいの皆さまにとってはもう一つ非常に大きな「住まいの悩み」がありますよね。

それが、桜島や霧島山の噴火に伴う「火山灰」です。

私たち鹿児島市民にとって火山灰は「避けて通れない厄介な敵」です。ただの灰だと思って油断していると大切なご自宅に深刻なダメージを与え、最悪の場合家屋の損壊や倒壊にもつながりかねません。

噴火という自然現象を止めることはできませんが、適切な対策を講じれば火山灰に負けない強い住まいを作ることはできます!

今回のお役立ちコラムでは、鹿児島市の宿命「火山灰」はなぜ厄介な敵なのかと火山灰の正体と人体・住まいへの深刻な影響と火山灰が引き起こす建物への深刻な悪影響と火山灰に負けない住まいの対策「克灰住宅」とスマイルハウス坂口工務店が提案する!火山灰対策のための塗装のポイントについて詳しく解説します。

鹿児島市の宿命「火山灰」はなぜ厄介な敵なのか

鹿児島に住む私たちは常に桜島や霧島山といった活火山の恩恵と、その噴火による降灰のリスクと共に暮らしています。特に鹿児島市は桜島の噴火の影響を受けやすく、火山灰との戦いは日常的な課題です。

しかしこの火山灰を「また灰が降ったな」と放置してしまうと、大切な住まいの寿命を著しく縮めてしまいます。火山灰の脅威を知り適切な対策を講じることが、私たち鹿児島市民の住まいを守る唯一の方法です。

火山灰の正体と、人体・住まいへの深刻な影響

私たちの家を脅かす火山灰の3つの正体についてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。

・火山灰は「燃えカス」じゃない!硬い鉱物結晶片

・火山灰が人体にもたらす健康被害

・建物に致命的なダメージを与える火山灰の破壊力

火山灰は「燃えカス」じゃない!硬い鉱物結晶片

「灰」という言葉がついていますが、火山灰は物を燃やしてできる燃えカスの灰とはまったくの別物です。火山灰とはマグマが噴火する際に粉々になり、急冷したガラス片や鉱物結晶片の集まりです。特徴としては、硬度があり角張った形状をしているものが多数を占めます。直径2ミリ以下の非常に細かな粒子です。また危険性この硬い粒子が建物の表面や機械に入り込むことで、摩擦や腐食や詰まりを引き起こすのです。

火山灰が人体にもたらす健康被害

火山灰の粒子は非常に細かいため、呼吸で肺の奥まで入ることがあります。症状としてのどの炎症と痛み・咳・目の異物感や痛み・皮膚の腫れなどがあり、特に喘息などの慢性肺疾患がある方は呼吸困難に陥るなど深刻な被害が出ることがあります。降灰時は外出を控え、マスクや眼鏡などで対策しましょう。

建物に致命的なダメージを与える火山灰の破壊力

火山灰が建物に与える影響は、単に汚れるだけではありません。過去の噴火事例からも「木造家屋の損壊や倒壊」「雨どいやひさしの破損」「家屋の埋没」の様な致命的なダメージが想定されています。特に灰の厚みが10センチ以上になると、家屋の多くが損傷したという過去の記録もあります。

火山灰が引き起こす建物への深刻な悪影響

具体的に火山灰はどのように私たちの住まいを蝕んでいくのでしょうか?火山灰が引き起こす深刻な3つの悪影響についてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。

・屋根の損壊、倒壊につながる驚異の重量

・雨樋の機能停止と外壁、雨漏りの危険性

・野地板の腐食と金属のサビを招くメカニズム

屋根の損壊、倒壊につながる驚異の重量

乾燥した状態の火山灰はそれほど重くありませんが雨が降ると湿ることで、乾燥時より格段に重くなります。屋根に大量に積もった火山灰が雨水を含むとその重みが屋根全体にかかり、屋根の破損や最悪の場合、崩壊につながる危険性のリスクがありまた、清掃時の注意として降り積もった灰を掃除する際も火山灰の重量に人間の体重が加わるため、屋根が耐えきれなくなるケースも報告されています。

雨樋の機能停止と外壁、雨漏りの危険性

火山灰が細かいため、雨に流されにくいという厄介な特徴があります。火山灰が雨樋や集水器に溜まると、水の流れが最悪の状態になりすぐに詰まってしまいます。また水漏れで雨樋の機能性が失われると雨水が溢れて外壁に直接当たり、外壁のヒビから内部に侵入して雨漏りにつながる危険性が高まります。

野地板の腐食と金属のサビを招くメカニズム

屋根に火山灰が長期的に蓄積すると見た目の美観が損なわれるだけでなく、屋根の寿命を大幅に縮めます。「瓦屋根」の場合、瓦の重ね合わせた部分に火山灰が積もると雨が降った際に火山灰が雨水を内部に引き込み、屋根の土台である野地板が腐食する原因となります。また「金属屋根(トタンなど)」 勾配が緩やかな屋根の場合、火山灰が長期的に溜まることで金属部分の腐食(サビ)を招きます。特に軒先部分は灰が溜まりやすいためサビの発生源となりやすいです。

鹿児島県発祥!火山灰に負けない住まいの対策「克灰住宅」とは

火山灰の被害を軽減しメンテナンスを容易にするために、鹿児島県では「克灰住宅(こくはいじゅうたく)」という独自の設計指針が推奨されています。この考え方は、既存の住宅のメンテナンスにも活かすことができます。克灰住宅の4つのポイントについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。

・灰の侵入を防ぐ

・灰の堆積しにくい構造にする

・堆積した灰を除去しやすくする

・外壁塗装でできる「克灰」対策:塗料と形状の工夫

灰の侵入を防ぐ

二重サッシや気密性の高い窓を使用し、窓やドアなどの開口部の気密性を高めて室内に灰が侵入するのを防ぎます。

灰の堆積しにくい構造にする

屋根を急勾配にすることで、火山灰が積もりにくい形状にします。また軒出を60センチ以上出すことで、外壁に直接火山灰が降りかからないように工夫します。

堆積した灰を除去しやすくする

雨樋や側溝の納まりを工夫し清掃しやすい構造にします。また網戸を窓の内側に設置することで、網目が火山灰により詰まるのを防ぎます。

外壁塗装でできる「克灰」対策:塗料と形状の工夫

既存の住宅でも外壁塗装を行う際に塗料の選定と雨樋の整備を工夫することで、火山灰の被害を大きく軽減することができます。

スマイルハウス坂口工務店が提案する!火山灰対策のための塗装のポイント

外壁塗装は単に建物の美観を回復するだけでなく、火山灰から家を守るための「強化服」としての役割も担っています。火山灰対策のための2つのポイントについてそれぞれ詳しくご紹介させていただきます。

・「高耐久性・低汚染性」の塗料を選ぶ

・雨樋の交換や詰まり対策を同時に行う

「高耐久性・低汚染性」の塗料を選ぶ

火山灰がこびりつき、美観を損なったり劣化を早めたりするのを防ぐために「低汚染性」を持つ塗料を選ぶことが非常に重要です。「低汚染性塗料」は塗膜の表面が親水性(水に馴染みやすい性質)を持ち降灰しても雨が降った際に、火山灰を一緒に洗い流してくれる効果が期待できます。セルフクリーニング機能とも呼ばれます。また「高耐久性塗料」火山灰の粒子が硬いことによる塗膜の摩耗や雨水を含むことによる腐食から建物を守るため、耐久性の高いフッ素や無機塗料といった、長期にわたり建物を保護できる塗料をおすすめします。

雨樋の交換や詰まり対策を同時に行う

雨樋は火山灰の被害を最も受けやすい場所です。外壁塗装の際に足場を設置するため、このタイミングで雨樋のメンテナンスを同時に行うことを強くおすすめします。「雨樋の塗装・交換」劣化が進んでいる場合は、耐久性の高い新しい雨樋に交換することで火山灰による詰まりや破損のリスクを軽減できます。「集水器の対策」集水器(雨水を集める部分)に灰が溜まりにくいように、網やカバーなどを設置するなどの対策も有効です。

 

一般的なシリコン塗料だけでなく火山灰対策を意識した塗料を選ぶことで、メンテナンスの負担を大きく減らすことができます。

 

屋根・外壁塗装をお考えの方はスマイルハウス坂口工務店にご相談ください!!

私たち鹿児島に住む者にとって火山灰との共存は宿命ですが、大切なご自宅を無防備にしておく必要はありません。

「克灰住宅」の考え方を取り入れた対策、特に「火山灰に強い塗料」を選ぶ外壁塗装はご自宅の寿命を延ばし、ご家族の安全を守るための最も効果的な投資です。

私たちスマイルハウス坂口工務店は、鹿児島で長年培ってきた経験と克灰対策の知識を活かし、お客様一人ひとりの住まいに最適な塗装プランをご提案いたします。

スマイルハウス坂口工務店へのお問い合わせは、お問い合わせフォームからのご連絡、メール、電話でのご相談、またはショールームへのご来店をお待ちしております。

お気軽にご相談ください。私たちのサービスが皆様の期待に応え、満足していただけるよう全力でサポートいたします。

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