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みなさんこんにちは！事務の拵です！

今回のブログでは【屋根の種類について】お話ししていきたいと思います。

屋根と一口に言っても、さまざまな種類のものがあります。屋根の形状によっては修理方法や塗装方法が異なるため、これから屋根の葺き替え工事や塗装工事を検討しているならば、自宅の屋根の形状の特徴などを知っておくことは決してムダなことではありません。

今回ご紹介する屋根の種類は以下の3種類です。

• 切妻屋根（きりつまやね）
• 寄棟屋根（よせむねやね）・方形屋根（ほうぎょうやね）
• 陸屋根（りくやね）

それぞれの特徴や工事を行ううえでのメリット、デメリットについてお話ししていきたいと思います！

屋根の種類①切妻屋根（きりつまやね）

「切妻屋根」とは家の中心線から、山型に二方向へ屋根が落ちるデザインの屋根のことです。

切妻屋根は「寄棟（よせむね）」同様、日本の住宅建築において最も基本となる形です。

「切妻」という名称は、もともとは「妻を切る」というところから来ています。ここで言う「妻」とは、家の部分名称です。間違っても奥様=妻ではありませんのでご注意ください！（汗）

棟に対して直角になる両方の側面を「妻面」と言います。屋根の、この妻の部分が切れていますよね。それで「切妻」なのです。

日本で屋根に用いられる材料のうち、瓦やスレート、金属屋根材などは、葺き重ねる部分に隙間ができます。隙間から雨漏りするのを防ぐために勾配を付けることが必要になります。

勾配＝傾きによって、雨水が隙間部分から浸入する前に屋根の下部分へ流れ落ちていくことになります。

しっかり勾配（屋根の角度、傾き）を付けられて、雨水の弱点になりやすい接合面も少ない切妻は、雨が多い日本で多用されるようになったのです。

形状がシンプルであるため、伝統的な和風にももちろん、洋風にも合うデザインであることも特徴ですね。

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スマイルハウスで施工した切妻屋根の施工事例

切妻屋根のメリット

切妻屋根の塗装工事や葺き替え工事に関連するメリットは以下の通りです。

• 工事費用や工事期間を抑えることができる
• 初期費用が経済的
• 将来発生するリフォーム費用が経済的
• リフォーム時の工期が短い
• 屋根面積や屋根の形がシンプルであるため使用材料の量やロスを抑えることができる
• 雨樋や棟の長さも短いのも特徴
• 作業スピード（人件費）の点でも有利であり、寄棟に比べとはるかに経済的
• 住み心地が良い住宅設計ができる
• ソーラーパネルが設置しやすい
• 屋根裏のスペースが確保できる
• 雪が落下する場所が予測できる
• 洋風、和風どちらにでも合う
• 全ての屋根材が利用できる

切妻屋根は日本家屋に多く使われていることから、多彩な施工方法が存在しています。そのため、工事に関連するメリットも数多くあるのです。

切妻屋根のデメリット

メリットが多い切妻屋根ですが、デメリットとなる部分もあります。それが以下の2点です。

• 妻側（ケラバ側）の壁面に太陽光や雨水が当たりやすいため、妻側壁面が劣化しやすく雨漏りリスクが高くなる
• 多くの屋根で採用されている形なので個性がない

妻側壁面はどうしても雨の当たる頻度が高くなります。そのため、劣化スピードも早くなります。

個性やオシャレさを求める場合、切妻屋根の形状はデメリットになるでしょう。オシャレさを求めるならば、屋根材を特殊な素材のものにしたり、塗装で個性を付けるしかないのが現状です。

屋根の種類②寄棟屋根（よせむねやね）・方形屋根（ほうぎょうやね）

「寄棟屋根・方形屋根」は、4方向に傾斜面がある屋根のことです。切妻に次いで多い屋根の形です。

地上に対して水平になる最上部の棟を「大棟」と言い、傾斜がある棟を「下り棟もしくは隅棟」と言います。

大棟がある屋根を「寄棟」。大棟がない屋根を「方形」屋根と呼びます。形状が複雑なため、寄棟の初期建築費用とリフォーム費用は切妻屋根に比べて割高であることが一般的です。

しかし、日射や雨などの影響を軽減できるという特性があり、長期的な住宅保護の観点ではもっともも優秀な屋根の種類、屋根の形と言えるでしょう。

日本の2大屋根とも言える「切妻屋根」と「寄棟屋根・方形屋根」ですが、どちらもメリット・デメリットがあります。一概に言えませんが「コストは下げたい」、「雨漏りのリスクも少ない」、「デザインにもあまりこだわらない」というのであれば、切妻屋根がオススメです。

逆に、建物の耐久性やデザイン性などを重視するのであれば寄棟が向いているでしょう。

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寄棟屋根・方形屋根のメリット

寄棟屋根・方形屋根のメリットは以下の通りです。

• 建築基準法に対応しやすい
• 落ち着いた雰囲気
• 4方向全ての外壁が保護できる
• 壁面量が減る
• 雨量、雪量を分散させることができる
• 風の耐久性が高い

切妻屋根に比べて耐久性の高い形状が最大のメリットである「寄棟屋根・方形屋根」。雨水が屋根を伝って雨樋へ自然に流れるため、劣化も進みにくいのがメリットと言えるでしょう。

寄棟屋根・方形屋根のデメリット

寄棟屋根・方形屋根のデメリットは以下の通りです。

• トータルコストの負担が大きい
• リフォーム時に部材合わせによる使用材料のロスがかなり発生する
• 雨樋や棟が長くなる
• 工期が長くなる
• 軒天のメンテナンスやリフォームが必要になる
• ソーラーパネル数が制限される
• ４方向全てに雪が落ちる
• 屋根裏のスペースが小さくなる
• ガラリ換気（妻側換気）が設置しづらい

形状が複雑なため、施工費用、メンテナンス費用は割高になるのは大きなデメリットでしょう。

また、近年注目されているソーラーパネルの最大設置数も制限されるため、太陽光発電で節電をしたいという方には向いていない屋根になります。

屋根の種類③陸屋根（りくやね）

「陸屋根」とは、フラットな形状の屋根で、平屋根とも呼ばれています。スタイリッシュなデザインで人気がある形状ですが、木造住宅への施工には不向きです。

木造住宅は柱や壁を支えとして、上に勾配のある屋根を設置します。陸屋根はフラットな形状なので、木造住宅の屋根部分への設置が簡単ではありません。

しかし、ビルやマンションのような鉄筋コンクリートで建てられた住宅の場合、屋根部分にも骨組みが施されているため、陸屋根の施工がしやすいです。

陸屋根の防水加工がきちんと行われていれば雨漏りをすることはありません。

ただし、施工の仕方や経年劣化、風や雪などの影響で防水材料が傷んでしまうことがあります。とくに陸屋根の外周部にある低い壁（パラペット）は雨漏りのリスクが高く、しっかりとメンテナンスをしておくことが大切です。

防水工法にもアスファルト防水・シート防水・塗膜防水などの種類があり、コンクリート造り、木造建築などによって適した防水材料もさまざまです。

陸屋根の美しさを保つには、防水機能を高めるメンテナンスが重要なポイントです。建築物の劣化は必ず起こりますし、雨漏りが起きている場合は、構造材にも悪影響を与えて劣化を早めることがあります。

防水工事は使用する防水材料や工法によって難易度が高いものもあります。きちんと施工ができていないと雨漏りが起きやすい環境を作り、屋根部分のトラブルが建物全体に影響を及ぼして劣化を早めることにもつながります。

陸屋根のメリット

陸屋根のメリットは以下の通りです。

• 土地の有効活用ができる
• 建物自体が重くなりすぎない
• 管理がしやすい
• 屋上を有効活用できる

近代建築においてはメリットとなる点が多いこは陸屋根の特徴でしょう。管理=メンテナンスのしやすさも耐久年数を伸ばすうえで重要なメリットになります。

陸屋根のデメリット

逆にデメリットは以下の2点が挙げられます。

• 水はけが悪く、雨漏りの原因になってしまう
• 最上階が蒸し暑くなってしまう可能性が

勾配が無いため、水はけが悪くなり、雨漏りリスクが切妻や寄棟に比べて高い点はデメリットになるでしょう。

太陽光が直接屋根面に降り注ぐため、最上階がサウナ状態になってしまうのもデメリットと言えます。

屋根塗装・屋根の葺き替え工事ならスマイルハウス坂口工務店・プロタイムズ鹿児島中央店にご相談ください！

今回のお役立ちコラムでは、屋根の種類についてお話ししてきました。屋根の種類は、家の形によってさまざまです。

弊社スマイルハウス坂口工務店・プロタイムズ鹿児島中央店はこれまで多くの屋根塗装工事を手掛けてきました。多彩な塗り替え工事を施工してきた実績がございます。

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